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リサイクル素材を使ったファクトリー クッション
ものづくりの現場(ファクトリー)で廃棄されてしまう価値ある素材を再利用したクッションを作りました。
今回は、椅子の座面の製作時に出るウレタンクッションの端材を使用。クッション材を椅子の形に合わせてカットするために生じる端材は、やむなく廃棄されていました。廃棄されてしまうクッション端材を、小さくカットして、透ける生地で包んだクッションに生まれ変わりました。中身が異なる個性を活かして、カバーをかけずにそのままアートピースの様にインテリアに取り入れて欲しいクッションです。
ファクトリークッション PU
60×60
¥20,000
45×45
¥12,000

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ナガオカケンメイ
  • 私たちdとつながりあるものづくりの現場で出る廃素材でつくるクッション。
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  • ワクワクするものづくりは、長く使い続けることと同時に、地球への環境負荷も考えていかなくてはならない時代にますますなっています。
  • 私たちD&DEPARTMENTは「ライフストック」など、「ユニークな見立て」で、それらを同時に形にするオリジナル商品をつくっています。
  • そんな新商品「ファクトリークッション」をご紹介します。
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  • このクッションには4つのポイントがあります。
  • 「ものづくりの現場との関係性」「障がいを持つ方々とのものづくりの共有」そして「肌触りのいい素材のこだわり」そして「環境意識を持った廃棄材料のdっぽい見立て」です。
  • まず、存在としては、ソファで言う「Marenco」のような。「クッションのようなもの」を、考えました。
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  • ポイントの一つ目、「ものづくりの現場との関係性」ですが、この商品を実現するには、工場から廃材を安定して分けてもらう関係性がないと作り続けられません。二つ目は中身のウレタンの端材を、均一な大きさにする手作業工程を、障がい福祉事業所にこの工程をお願いしています。工場からの端材は、大きさにムラがあり、そのままではクッションとしての使い心地に大きく影響します。彼らの安定した手仕事により、均一な大きさが作られ、結果としての使い心地になっています。三つ目はその材料が見えるユニークな存在を実現しながら、中身が外に出ないことと、表面の肌触り、通気性を持ちむれたりしない生地を選定をしました。そして、最後四つ目は「廃材を使う」ということです。今回は秋田木工さんと、椅子などのクッション部分に使われている材料の廃棄材を分けていただき製作しています。このクッションが皆さんの手に渡れば渡るほど、これまで廃棄していたこうした素材辺が減り、処理にかかるエネルギーも減るという、また、商品としての試作感や生活用品っぽくない生活用品として、d らしいプロダクトです。
家具業者や家具修理業者から出てくるウレタンクッションの端材は、椅子の形状にくり抜かれており、クッションの中身として使用するにはカットをする必要があります。今回、就労継続支援B型事業所で働く方々にお願いをしてウレタンクッションをカットしています。手先を使う作業は「集中力」「継続力」など脳の活性化につながり、事業所で働く方々の意識向上などの取組みとなっています。また、不揃いなウレタンクッションを一つ一つ手作業でカットすることでサイズが整い、使い心地にも繋がっています。
生地は、中が透けて見え、さらにウレタンのくずが出るのを防止できる生地を探し、ダウン材製品にも使われるナイロンの超極細糸で織られた軽量な生地を採用しました。格子状に繊維を織り込んでいるため、破れが生じても裂け目が広がりにくく、軽量ながら強度が高く、撥水性にも優れています。ナイロン特有のシャカシャカとする生地とは異なり、柔らかく肌触りも良い生地です。
※写真はイメージです。撮影状況や光の当たり具合、ご覧になる環境(PCのモニタやスマホの画面)などにより、色合いが異なって見える場合があります。写真と実物では色や風合いが若干異なる場合がございますのでご了承ください。
協力
秋田木工株式会社
就労継続支援B型事業所 TODAY喜多見