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d design travel 愛媛号 LIST OF PARTNERS
d design travel 編集部が語る「愛媛号」パートナー企業のこと
D&DEPARTMENTが、47都道府県に1冊ずつ発行していくトラベルガイド「d design travel」は、“その土地らしさ”を大切にし、ロングライフな活動を行なっている企業や団体に、広告出稿を通してご参加いただいています。若々しいデザインの視点で、長く続くべき本質を捉え、広告主の商品やサービスの魅力を表現しています。「愛媛号」では15社にご参加いただきました。
コンテックス株式会社
今や日本一のタオル産地・今治を代表するタオルメーカー「コンテックス」。クラシックな雰囲気の部屋にも合う『ヴィンテージワッフル』や、ベルギーワッフルのような見た目も楽しい『フレア』など、我が家でも愛用中のタオルたち。そして、環境にも優しい『RECYCLE』シリーズは、愛媛の旅の心強い味方でした。「タオルガーデン」というファクトリーショップの名前にちなんで、庭をイメージしてタオルならではの“パイル”をモチーフに、ディアンドデパートメントがデザイン。
www.kontex-shop.com
ひなのや/株式会社りんね
「結婚式の引き出物に、ポン菓子」といった、愛媛県の東予地方に残る独特の風習。ポン菓子といえば日本全国でも言わずと知れた駄菓子の定番。ひなのやは、その駄菓子がつくる「伝統文化」を楽しく伝えているポン菓子専門菓子メーカー。夏季限定の“抹茶味”には「新宮茶」を、冬季限定の“チョコ”には「ブラッドオレンジ」を少し加えて、さらに魅力よく愛媛県の個性を発信。編集部が一番のお気に入りの“伊予柑”のパッケージをモチーフに、ドーン!と、デザインさせていただきました。
hinanoya.co.jp
瀬戸内リトリート青凪
もはや“瀬戸内海の建築家”とも言える安藤忠雄氏の建築の中でも群を抜いたラグジュアリーホテル「瀬戸内リトリート青凪」。たった7室のゲストルームは、すべてがスイートルームという贅沢。愛媛県の食材をふんだんに使った料理や、砥部焼や今治タオル、みかんジュース、どれを切り取っても愛媛の最高峰を味わえます。無論、瀬戸内海を望むプライベートプールをはじめ、その景色は想像を遥かに超えます。絵画のように静かで、穏やかな“凪”のような透明感ある雰囲気をデザインで表現。
www.setouchi-aonagi.com
梅山窯/株式会社 梅野精陶所
今では、“四国の焼物”の代表となっている砥部焼。中でも「梅山窯」は、その砥部焼の源流とも言える歴史ある窯元です。砥石の産地から始まり、伊予ボウル、唐草文様と、さまざまに変革してきた窯元の個性。その紆余曲折の物語の中で生まれた砥部焼をグラフィカルに羅列。「太陽文」「蝶文」「菊文」など、愛媛を旅したら誰もが出会う代表文様。砥部焼らしい呉須カラーで、砥部の歴史と未来を彷彿とするような、メッセージ性も感じなくもありません。頑張れ、砥部焼。
baizangama.jp
株式会社 伊織
2020年現在、愛媛県内の3店舗含む、日本全国に20店舗、海外に5店舗を展開するタオル専門店「伊織」。日々の暮らしに寄り添うタオルについて、より学び、考え、新たな可能性を発信することを目的とした「タオルとくらす研究室」を開設するなど、タオルを介して、暮らしにまつわる新たな提案を生み出す活動をしています。愛媛県の柑橘や、砥部焼など、さまざまな商品も扱うセレクトショップなので、大切な人へのギフトを選ぶのにも◎。
www.i-ori.jp/shop/
THE 3rd FLOOR
この三階で起こる全てのことが、松山をはじめ愛媛県の未来に?がっていきます。僕は、松山市議会議員の松波雄大さんと出会って、そう確信しました。ワークショップの会場として、地元の人との公開編集会議から始まった愛媛取材。その後も、一緒に市内を案内していただき、松山の実態を知ることができた気がします(まだまだかもしれませんが……)。ちなみに、一階は彼の家業でもあるケーキ屋さん。チョコレートケーキが美味しい。
www.t3f.jp
株式会社 五十崎社中
喜多郡内子町の五十崎地区は、かつて「流し漉き」と呼ばれる大洲和紙(五十崎和紙)の産地。書道用の半紙や障子紙として重宝されていた薄くて丈夫な和紙は、現代、需要も変化し、新たな和紙として活路を見出していました。「五十崎社中」の齋藤宏之さんによる、金属箔で模様を描く「ギルディング和紙」など、県内でもさまざまな所で見かける美しい和紙。「暁工房」とオリジナルのアクセサリーを作ったりと精力的です。
www.ikazaki.jp
BRUNO/ダイアテック株式会社
京都市北区に本社を構える、自転車の製造・卸会社。自転車レースの出場経験が豊富な、スイス人のブルーノ・ダルシー氏と共同開発した小径車「BRUNO」に乗って旅をした、編集部「お気に入りの一本道」を連載中。今号は、近代化産業遺産で国の重要文化財、日本で現存する道路開閉橋としては最古の大洲市の長浜大橋(通称「赤橋」)の一本道。しまなみ海道もいいけど、道後、三津浜、内子、卯之町など、歴史情緒ある町並みを駆け抜けるのも、愛媛県ならではのBRUNOの旅。
www.brunobike.jp
週末 西条トリップ/西条市
“水の都”西条市を巡る上で、本書以上に欠かせないフリーペーパー。地元を愛する職員さんによる可愛いデザインは、観光案内所やギフトショップでよく見かけ、僕自身も手に取り西条市へ。石鎚山や西条まつり、てっぱんナポリタンに鉄道の聖地まで、読み応え“旅応え”も十分。お土産には、「うちぬき名水」で仕込まれた美味しい地酒があるなど、西条市には魅力がいっぱい。週末は、本書と共に、西条市を限定して旅するのもいいでしょう。
www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/citypromo/pamphlet.html
内子晴れ/合同会社アソビ社
大洲街道の交通の要衝として、また四国遍路の通過地として栄えた町・内子町。国の重要伝統的建造物群保存地区にも選ばれ、その中でも一際目立つ形の暖簾。「内子晴れ」は、Iターン組の山内大輔さんたちによる、古民家ゲストハウス&バーで、内子町の若手を統括するコミュニティーにもなっていて、夜な夜な集まって会議をする地元の仲間たちの場に、たまたま遭遇したり、内子に寄る度にいつもお邪魔させていただきました。その特徴的な外観をモチーフに、一ページで登場。
uchikobare.jp
ムスタキビ/株式会社FLOWERS
テキスタイルデザイナー石本藤雄さんがプロデュースする「ムスタキビ」。ロープウェー街という松山の観光地にありながらも、異彩を放つ新進気鋭のギャラリーショップ&茶房。なんといっても店の奥に立ちはだかる松山城の石垣がインパクト大。砥部町出身の石本さんと、砥部の窯元「すこし屋」が生み出したモダンな砥部焼など、これからの愛媛にとって次の時代へ向けた重要な取り組みに感じます。和洋折衷でいて、唐草文様に負けないくらい、力強いデザイン。
www.mustakivi.jp
URBAN RESEARCH DOORS/株式会社アーバンリサーチ
「URBAN RESEARCH DOORS」とつくるシリーズ広告で、毎号、その取材県で出会った美しい女性をモデルに撮影する「In-Town Beauty」。今号は、砥部町出身のデザイナー石本藤雄氏プロデュースのモダン茶房「ムスタキビ」の店長・文梨英さんが登場。愛媛を代表する安藤忠雄建築のラグジュアリーホテル「瀬戸内リトリート青凪」を舞台に、爽やかなブルーのワンピースに身を包んだ優美な姿が、とても印象的でした。
・トップス(別注 flower print wide one-peace) 24,200円
・シューズ(タッセルローファー) 15,400円
www.urdoors.com
株式会社LACONIC
ディアンドデパートメントのオリジナルリングノートや、クリアファイルを作る「LACONIC」は、“紙のまち”四国中央市にある「片岡紙工」の自社ブランド。シンプルでどんな空間にも合う紙のプロダクト。僕は、紙の持つ独特の風合いが好きで、『d design travel』の旅でも愛用。特に、移動型収納ボックス「NOWHERE」は、軽くて丈夫で資料を持ち運ぶのに便利です。経年変化に伴い、どこか愛着の出てくる紙製工業製品は、ロングライフデザインと言えるでしょう。
www.laconic.co.jp
株式会社地域法人 無茶々園
環境破壊を伴わず、健康で安全な食べ物の生産を通して、真のエコロジカルライフを求め、町づくりを目指す運動体ーー「無茶々園」。何も知らなかった彼らの活動に、取材を通して感銘を受けました。詳しくは本書でご紹介していますが、有機栽培がどれだけ大変なことか、栽培する柑橘の品種、水産物との兼業農家のことなど、一言では語れない壮大なストーリーがありました。モノトーンで、その奇跡のような園地を表現していただきました。
www.muchachaen.jp
Pタイルズ「デニムフロア」/田島ルーフィング株式会社
創業1919年の防水材・床材メーカーの「田島ルーフィング」と、広島県のデニム製造業「カイハラ」が共同開発した「デニムフロア」を、D&DEPARTMENT TOKYO(東京店)のエントランスで使い始めた2018年4月。デニムジーンズのように、使うほどに出てくる味わいを、1年4か月後に撮影しました。エイジングされた美しさとユニークさを持ち合わせた床材を、東京店に来て、見て、踏んで、確かめてみてください。
www.tajima.jp
d design travel 27 愛媛
特集 d design travel EHIME
穏やかな“凪”のように、揺るぎないもの。
愛媛は、観光にすることなく、真摯に“ものづくり”を続けてきたことで、自分らしさを守ってきた。海も山も街も、穏やかな凪のような時間が、蓄積して生まれた平和な世界。外からの者も、心が浄化され、透き通った“愛媛色”に染まっていく。ゆっくりと流れるこの何でもない時間が、何よりも豊かなのだ。

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d design travel EHIME
ディ・デザイントラベル愛媛
編集長:神藤秀人
発行元:D&DEPARTMENT PROJECT
体 裁:B5変型判 (230mm×175mm) 192ページ フルカラー
販売店:全国の主要書店、ライフスタイルショップ、ミュージアムショップ
発売日:2020年4月3日(金)
表紙:『若者』畦地梅太郎(1902年-1999年)
¥2,090(税込)

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