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d design travel SHIMANE

“陰”に息づく、極上の日常。

“日本一の田舎”と揶揄され続けてきた島根県は、もはや過去のことで、そのマイナスは、今、プラスに変わっている。島根県は“陰”であって、本当によかったと思う。外から入ってくるものも最低限で、内から出ていくものもほとんどない。閉鎖的であったからこそ、独自の歴史や文化が生まれ、島根県ならではの気質や気風が育まれ、ずっと、大事に守られてきたのだ。

d design travel SHIMANE
先行発売します!
3月13日(木)よりネットショップにて予約スタート。
3月20日(木)よりd47、D&DEPARTMENT各店にて順次店頭販売。
2025年4月18日(金)全国発売
 
表紙:陶板『鶏』舩木研兒(1927-2015)
島根というと、“民藝ゆかりの地”と、みんなが口を揃えて言います。でも、僕が実際に旅した島根は、古いものがそのまま残っていて、それを島根の人が大切に守ってきた。ただただ、それだけだったようにも思えます。舩木研兒さんの作品には、島根から世界へ羽ばたこうという意思があり、「来待釉薬」にバーナード・リーチ直伝の「スリップウェア」という、どちらかといえば、“民藝を取り巻く文化や風土”を、一枚の陶板に表現しているようにも思えました。それは、僕が2か月暮らした島根の風景そのもので、同じ来待釉薬に染められる「石州瓦」にも似た、“島根らしい”デザインを感じます。

 

島根号の詳細は3月13日(木)発表!
関連イベントも各種開催します。どうぞお楽しみに。
島根
開催
東京
開催

d design travel SHIMANE
ディ・デザイントラベル島根
編集長:神藤秀人
発行元:D&DEPARTMENT PROJECT
体 裁:B5判変型(230mm×175mm)192ページ フルカラー
販売店:全国の主要書店、ライフスタイルショップ、ミュージアムショップ
全国発売日:2025年4月18日(金)
表紙:陶板『鶏』舩木研兒(1927-2015)