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d design travel KAGOSHIMA

鹿児島は、大きな島であり“舟”のよう。

目の前に広がる海の“向こう”に、豊かな未来を夢見てきた鹿児島人。町と町、島と島の個性が外と行き交い、他にはない、県で一つの大きな文化をつくってきた。時代というあらゆる波を超え宇宙とだって交信する“海洋国家SATSUMA”。どっしりとした桜島に見守られながら、日本を牽引する“舟”のようだ。
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海を渡ってきた技術を独自で発展させ、近代化を果たした鹿児島の栄光に見られるように、「しょうぶ学園」の自由な創作もまた、常識という“海”を越えた先進的なアートでした。リニューアルにあたり、前号の翁長ノブ子さんの作品と、今回、濱田幹雄さんの作品が融合する、工房のドアに描かれたミックスアートに注目。情熱的な海に浮かぶ島のような、舟のような、そんなグラフィックを「鹿児島号」の表紙としました。
¥2,052(税込)

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SIGHTS

その土地を知る

  1. 桜島フェリー
  2. 鹿児島県
    霧島アートの森
  3. 輝北天球館
  4. 薩摩藩英国留学生記念館
鹿児島県のロングライフな祭り

トフル

鹿児島県の祭りや民俗については、特に民俗学者の小野重朗の研究に惹かれて、鹿児島県には何度も足を運んでいますが、初めて奄美大島を訪れた時、とても印象深かったのは島の北部・笠利町にある「トフル」でした。……(本文より)山伏の坂本大三郎さんの文章と絵で、47都道府県に深く根付いた“祭り”を紹介する連載、第12回。

RESTAURANTS

その土地で食事する

  1. マナーハウス島津重富荘
    フレンチレストラン オトヌ
  2. のり一
  3. ふくどめ小牧場
  4. 古都蕗
鹿児島県の味

鹿児島定食

毎号、d47食堂スタッフが現地取材し、「その土地らしい定食」を考えます。あるものを受け入れる、おおらかで逞しく、力強い鹿児島の味。奄美大島の御もてなし料理の鶏飯や、代表的郷土料理のガネなども登場する「鹿児島定食」が、d47食堂で6月13日(水)から7月30日(月)まで、実際にご賞味いただけます。(提供期間は変更になる場合がございます)

SHOPS

その土地らしい買物

  1. 仙巌園
  2. すすむ屋茶店
  3. 沈壽官窯
  4. Araheam
鹿児島県の“民藝”

吹き硝子・森永豊の仕事

鹿児島は地熱が伝わったかのように、ものも人も力強い。柳宗悦も訪ねた薩摩焼、大島の泥染めだけでなく、白磁の艸茅窯・川野恭和さんや、芹澤銈介の弟子・柚木沙弥郎による意匠などさまざまある中で、今回は薩摩川内市で硝子を吹いている森永豊さんの仕事を鹿児島県の“民藝”としたい……(本文より)「工藝 風向」店主の高木崇雄さんが “民藝”と“ロングライフデザイン”を繋ぐ、連載第11回。

CAFES

その土地で、お茶をする
お酒を飲む

  1. パラゴン
  2. 本坊酒造 マルス津貫蒸留所
    本坊家旧邸 寶常
  3. 一湊珈琲焙煎所
  4. 田中一村記念美術館
鹿児島の地酒文化を知ろう

焼酎のこれから

現在、鹿児島県の焼酎蔵の数は113社。銘柄に至っては、4000種以上の焼酎が造られています。中でも、個性溢れる若手焼酎蔵人を集結させ、さまざまなイベントに神出鬼没「SHOCHUMAKERs」を結成した「大和桜酒造」の若松徹幹さんを訪ね、鹿児島県の焼酎文化について聞いてきました。併せて、編集部お薦めの焼酎を約50種類を一挙に紹介します。

HOTELS

その土地に泊まる

  1. 妙見石原荘
  2. SHIROYAMA HOTEL kagoshima
  3. 笠沙恵比寿
  4. 送陽邸
鹿児島県のデザインが街や人を変えていく

デザイナー・水戸岡鋭治とJR九州

鹿児島を縦断できるJR九州の列車をいくつも手がけてきたデザイナーの水戸岡鋭治さん。鉄道のデザインに関する考えとして「やりすぎるくらいがデザインにとっていい」と、旅に限らず、通勤などの移動時間も、気持ちは楽しくあってほしいと語る水戸岡さんに、鹿児島県のデザインについてお話を伺いました。

PEOPLE

その土地のキーマン

  1. 中原慎一郎(ランドスケーププロダクツ)
  2. 福森伸(しょうぶ学園)
  3. 山下賢太(東シナ海の小さな島ブランド株式会社)
  4. 金井志人(金井工芸)
鹿児島のファッションは今

土地がつくる色、柄

奄美大島では、泥を何回も重ね塗る「泥染め」で染めた絹糸を手織りで絣合わせした生地「本場奄美大島紬」があります。およそ1300年の歴史があるといわれる「大島紬」は「泥染め」はなくして生まれなかったのです。D&DEPARTMENTコーディネーターの重松久惠が、ファッションの視点から奄美大島を訪ねた様子を綴る特集です。
読者や現地の皆さんと楽しむ、
様々なイベントを開催します!
鹿児島
開催
東京
開催
d design travel KAGOSHIMA
(ディ・デザイントラベル鹿児島)
編集長:神藤秀人
発行元:D&DEPARTMENT PROJECT
体 裁:B5変形判 (230mm×175mm) 192ページ フルカラー
販売店:全国の主要書店、ライフスタイルショップ、ミュージアムショップ
発売日:2017年7月6日(金)
2,052(本体価格 ¥1,900

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