特集を見る
d&RE WEAR AIZOME
シミや色あせなどで着られなくなってしまったお気に入りの服を、染め替えて、よみがえらせるプロジェクト「d&RE WEAR(ディ アンド リウェア)」。

 

2024 AIZOME

返却:2024年7月11日(木)~9月11日(水)

ネットショップ受付、または、D&DEPARTMENT店舗受付で返却方法が異なります。
受付:2024年1月25日(木)~2月20日(火)

ネットショップ受付の方
返却:発送予定 2024年7月11日(木)
ネット受付の方は、ネットショップより【配送確認メール】をお送りしております。内容の確認をお願いいたします。

店舗受付の方
返却期間:2024年7月11日(木)~9月11日(水)
ご来店での返却となります。
各店ごとに休業日が異なります。ご来店の前に営業情報をご確認ください。

藍染めについて

藍染めは、江戸時代から続く植物染料「藍」を用いた伝統的な染色技法です。近年、合成藍などの化学染料が発展し、さまざまな染色方法がありますが、今回「武州中島紺屋」にお願いする方法は、「自然発酵建て」という昔ながらの染色方法です。染めの原料である「藍」は水に溶けないため、藍の葉を発酵させて染色できる状態にします。自然の力を借りて、藍玉中の細菌が発酵し増殖するのを待つため、ゆっくりと時間をかけてつくられています。
この染色液に浸けたあと、空気中の酸素に触れると化学反応が起き、美しい青色に染め上がります。染めを繰り返していくことで、薄い青色から深みのある紺色まで、藍染めの色を楽しむことができます。
藍は、虫を寄せ付けない防虫効果や消臭効果、そして紫外線をカットする効果もあり、昔から重宝されている染色技法です。自然染めだからこそ、少しずつ色が落ち着いて生地に馴染んでいき、自分だけの藍色として育てていくことも楽しみの一つです。
武州中島紺屋について

武州中島紺屋は、埼玉県羽生市に1837年に創業し「武州正藍染め」という江戸時代から続く天然素材のみを使用した染色技法を継承しています。羽生市内で昭和初期には100件以上あった紺屋と呼ばれる染色屋も、足袋の衰退や化学染料の発展により、近年稼働しているのは数軒となりました。衰退していく中、4代目の中島安夫さんは、カリフォルニア美術工芸大学で客員教授を勤め海外で藍染めの魅力を広め、埼玉県指定無形文化財技術者としても認定され、藍染めの先駆者として活躍しました。そんな安夫さんの講義を受けた新島大吾さんが、藍染めの魅力に魅了され、安夫さんに弟子入りし、現在5代目を務めています。新島さんは、日々伝統技術を研鑽し、自社ブランドも手掛けるなど新しい表現に挑戦し、藍染めを継承しています。
d& RE WEAR染色例

※写真をクリックすると大きくご覧いただけます。

※写真はイメージです。撮影状況や光の当たり具合、ご覧になる環境(PCのモニタやスマホの画面)などにより、色合いが異なって見える場合があります。写真と実物では色や風合いが若干異なる場合がございますのでご了承ください。