1928年の創業以来「工芸の工業化」をモットーに普遍的な価値のあるモノ作りを続けるマルニ木工。この春から東京店にも新しくオイル塗装仕上げのソファとテーブル、新色のクッションが仲間入りしました。
左上:ダークグレー 左下:グレー 右:ピーコック
まずはこちら、新しく入荷したファブリック。「コースト」というシリーズで色は3種類。1960年代に流行したネップ糸(繊維が絡み合ってできた糸の節)を特徴とした生地は、製造工程で発生する糸くずや布地から再生したリサイクル繊維を使っています。ざっくりした織りは通気性が良く、シーズン問わず快適にご使用頂けそうです。控えめな色のファブリックですが、カラフルなネップ糸の凸凹の表状があり、素朴な風合はオークフレームとも相性が良いです。
??そしてこちらがオークフレームチェアのオイル塗装仕上げです。(キノママシリーズは除く) 現行のソファのウレタン塗装仕上げと比べ、ツヤの少ないマットな仕上がりとなっています。なによりの魅力は、今まで以上に自分好みのソファに育てる楽しみがある事。オイルを定期的に塗ってあげる事で、数年後、何十年後と年を重ねるごとに色が濃く変化していきます。
左側がウレタン塗装仕上げのフレームと右側がまだ入荷してすぐのオイル仕上げのフレーム。
手に触れた時の質感はウレタン塗装とはまた違う、さらっとしていてオークの素材感を優しく手に感じることができます。是非店頭でも違いを触り比べてみて下さいね。
オイル仕上げのオットマンも入荷し実際に店頭でご覧いただけます。合わせて使うと本当に快適。
サイドテーブル(オイル塗装仕上げ)
コーヒーテーブル(オイル塗装仕上げ)
更にサイドテーブルとコーヒーテーブルも突板天板仕様から無垢天板仕様に変更、またオイル塗装仕上げとウレタン塗装仕上げの2種類から選ぶ事ができるようになりました。展示品として東京店に入荷したものはどちらもオイル塗装仕上げ。これから3ヶ月に1回のペースでオイルを塗りながら、木の経年の変化、経過を確認していきます。私も今からどんな風に変化していくのかとても楽しみです!
今回、仲間入りしたオイル塗装仕上げの新商品は、正直メンテナンスに多少の手間が必要になります。ただ、数十年後を想像してみてください。手を加えられた家具は、きっと自分好みの一台になっていると思うとワクワクしてきませんか。
ウレタン塗装仕上げとオイル塗装の違いや、お手入れについてなど不安な事は店頭スタッフが丁寧にご案内させていただきます。お気軽にご相談ください。
次回はオイル塗装仕上げのお手入れについてレポート致しますのでそちらも是非ご覧ください。
【オークフレームチェア(オイル塗装仕上げ)】
1シーター ¥75,000(税抜)~
2シーター ¥144,000(税抜)~
3シーター ¥214,000(税抜)~
【オークフレームオットマン(オイル塗装仕上げ)】
¥42,000(税抜)~
【サイドテーブル(オイル塗装仕上げ)】
¥45,000(税抜)
【コーヒーテーブル90(オイル塗装仕上げ)】
¥46,000(税抜)
【メンテナンスオイルキット】
¥6,000(税抜)