秋田県湯沢市で創業し、およそ100年の歴史がある秋田木工。
その秋田木工のロングセラーである、スタッキングスツールのご紹介です。
このスタッキングスツールの脚は、1本の木を曲げたもの。曲げ木とは、木に蒸気を当てて熱し、熱いうちに曲げて型にはめて曲線を作り出す加工法です。秋田木工は、この曲げ木の加工技術がとても高く、秋田木工でないと作れないとされている製品が多くあります。
このスツールが製品として発表されたのは、1958年 銀座松屋で行われた「アパート生活展」でした。デザイナーは剣持勇。高度経済成長にともない、集合住宅が増えたこの時代に、シンプルでスペースを取らないこのスツールは爆発的にヒットしました。現在でも、秋田木工の定番として販売され続けています。
今回入荷したのは、布地のベージュと、ビニルレザーのグリーンとブラックの3色。
入荷したままの張り地なので、ややへたりや傷みがあります。東京店では、ご希望があれば、好きな生地で張り替える事も出来ますのでご相談ください。生地により価格は変わりますが、+1万円以内にはおさまると思います。納期は2週間~1ヶ月です。上の画像、右のスツールは、先日開催した張り替えの受付でお客様から承ったものです。
一脚は持っていたいロングライフデザイン。是非、この機会にどうぞ。
※USED商品は店頭でのご購入のみとなり、通販は行っておりません。売り切れている場合もございますので、在庫状況はご来店前に確認をされることをおすすめいたします。