142:1年ぶりの総会

広島に「三重にあるvisonのような大型施設を作る」プロジェクトに関わっていますが、とにかく市も関わっている関係と、規模がデカくまちづくり協議会などを作るなど、正式な確認がなされます。僕が加わったのは途中からですが、今回の第3回総会で100人を超える企業の前で紹介頂き、簡単なご挨拶、そして自分が提案して進めていくラジオ番組についてナビゲーターのキムラミチタさんと壇上に上がり説明してきました。終わると今度は怒涛の名刺交換・・・。名刺を久しぶりに使いました。(最近は名刺レス時代ですよね。しかし、集まった年齢層はザ名刺な人たち)この日のために「最新情報をまとめる」必要があり、各自スライド化、配布資料化する中、僕は建築チームと全体構想の青図をまとめていきます。とはいえまだまだ決定には至っていない、とはいえ、そうは説明できないので、「なるであろう目指す方向性」で完成に近いプランを提案し、ブラッシュアップ・・という魔法の言葉を駆使して、みんなの期待も高めます。こうした集まりではやはり「みんなの気持ちを一つに」しなくてはなりません。そういう意味でも開業までの毎週レポートの意味でラジオ番組を企画。ジングルも大急ぎで作って頂き、特別にキムラミチタさんにも加わってもらい、番組の宣伝用の頭1分間程度の音源も作ってもらい、これは大成功。「おぉ」となりました。もはや「話題のテナントやシェフ」を集めたくらいでは成功しない大型商業施設界。ポイントはやはり「なんのために集まるのか」そして「継続性」です。その中には「市民の日常にも接点をたくさん持つ」という継続性があったり、中で活動する人たちがいるという「継続性」があったりで、「・・・シェフのレストランが。。。」くらいでは継続性にはカウントされませんので、そこの「ソフト」とでもいう文字通り“柔らかな”アイディアがとても重要になってきます。一つ一つのことが真ん中の「なんのために」に接続されている。血が通っていなくてはなりません。だからこそ、こうした総会での一人一人がとても重要なのです。なのでラジオでこうした一人一人をゲストでお呼びするというのは、いいことだと思っています。大きなプロジェクトも小さなプロジェクトと基本、僕は同じだと思っています。一人一人がつながっていないと、そして、目的を常に共有してどこに走るかも共有していかないと前にも進みません。今回、大きな影響を松本太郎廿日市市長がみんなの前でキリッと発言。さすがだなぁと思いました。はっきり「やろう」と言う。それが政治の世界の嘘っぽい感じではない、力のこもった会でした。お疲れ様でした。