阿久比町にある権現山が物語の舞台となったと言われる、童話作家・新美南吉の「ごんぎつね」に着想を得て生まれたおいなりさんです。知多半島のたまり醤油と三河のみりんで愛知風の甘辛仕上げ。形はきつねのしっぽをイメージした三角稲荷、ちょこんと白胡麻をつけたら完成です。
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材料(10個分)
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◯大きめの油揚げ 5枚
◯白すり胡麻 少々
〈いなりの味付け〉
◯中定商店 丸大豆たまり醤油 大さじ2
◯三河みりん 大さじ2
◯粗糖 35g
◯水 100ml
〈すし飯〉
◯れんげ米 180g
◯水 240g
◯あぐいのあかすしす 大さじ2.5
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作り方
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1. 油揚げはたっぷり沸かしたお湯にサッと入れて油抜きし、湯切りする。
2. 1.の油揚げが冷めたら、三角仕上げ用に対角線上に斜めにカットし、中を開いておく。
3. 鍋に油揚げを並べる。水を入れ沸騰したら、粗糖、みりん、たまり醤油の順に加え、落とし蓋をして煮る。
4. 汁気を飛ばしながら、最後の汁にほんのりとろみが付いたら、いなりは完成。
5. 米を炊き「あぐいのあかすしす」を炊き立てのご飯に素早く混ぜ合わせる。
6. 熱が冷めるまで、うちわであおぎながら切るように混ぜる。
7. 油揚げにすし飯を詰めて、仕上げにきつねのしっぽに見立て、すり胡麻を片方につけたら、完成。
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メモ
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*油揚げの枚数が少ない時は、弱火でゆっくり味を染み込ませてください。少し汁が残った状態でOKです。
*d news aichi aguiでは、阿久比町内で昔ながらのれんげ農法で育てられる「れんげ米」を使います。
*中定商店のたまり醤油、「三河みりん」も知多半島ならではの調味料です。手に入るようであれば、ぜひ材料を揃えて作ってみてください。
このレシピで使われている商品
あぐいのあかすしす
愛知県知多郡阿久比町内でつくられた赤酢に、粗糖、塩のみを、絶妙なバランスで配合。酒かすを熟成・発酵させてつくる赤酢のコクのある甘さとやさしい酸味、まろやかな旨味が特徴です。
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