「d&RE WEAR」の申し込み方

シミや色あせなどで着られなくなってしまったお気に入りの服を、染め直して再び定番のアイテムとして蘇らせるプロジェクト「d&RE WEAR」。

定番カラー「黒」「紺」に毎回異なる「シーズンカラー」を加えた3色での受付を年に2回、天然染料や個性豊かな染色技法をセレクトした「特別染」を年に1回ご案内しています。
> 開催中の「d&RE WEAR」についてはこちらをご覧ください。

染め直しは、大事なお洋服をお預かりする前に、ご自身による服の傷や素材確認のご協力をお願いしています。
染め直しに興味のある方、まだ利用したことがないという方へ向けて、申し込み方法をご案内します。

 

《過去の染め直し例》
染め直し例をご紹介します。
※写真左側が染色前、写真右側が染色後


2023AUTUMN WINTER 特別色 シラーレッド色に染色(白色→シラーレッド色)したお洋服


定番色 黒色に染色(アイボリー色→黒色)したお洋服


定番色 紺色に染色(アイボリー色→紺色)

変化を楽しみたいだけでなく、シミができてしまったり、褪せてしまった色を復活させるためにお洋服を出されるお客様もいらっしゃいます。


定番色 黒色に染色(黒色→黒色)したお洋服

 

《申し込み方法》

ステップ1、染めたい服を決める

シャツ、パンツ、ジャケットなど様々なアイテムを染めることができますが、注意したいのが服の「素材」です。染まる素材は綿、麻、シルク、レーヨンに限り、ポリエステルなどの化学繊維は染まりません。

こちらは過去の染め直し例。綿34%、ポリエステル66%の素材の服を黒染めしたものです。(※写真左側が染色前、右側が染色後)
ポリエステルに染料が入らなかったため薄い染め上がりになっています。生地に使用されている素材の組み合わせによってこのように染め上がる場合もあります。

ほとんどの服にはこのような品質表示が付いています。服をお持ちいただく前に、素材が化学繊維でないことをお確かめください。

こちらは赤に染めたお客様。レース部分以外は化学繊維となっており、その結果ツートーンの服に生まれ変わりました。品質表示の生地ごとの素材をしっかりご確認のうえ、意外性のある染めあがりに挑戦することもできます。

ステップ2、服にダメージがないことを確認する

服に穴があったり、生地が薄くなっている箇所があると、染めた時にさらにダメージが大きくなる場合があります。お申し込み前に確認をお願いします。

 

ステップ3、ボタン、金具を外す

服を染める際、ボタンが外れてなくなったり、破損してしまう場合がありますので、ボタンはなるべく事前にお取りになってお持ちください。ボタンが付いたままでのお申し込みも可能ですが、紛失、破損時に対応できないことを必ずご了承いただいています。

 

ステップ4、服を店頭に持ち込む

服の状態と素材の確認など準備が済みましたら、染めたい服を持ってD&DEPARTMETN店頭までお越しいただき、スタッフに「d&RE WEARの申し込み」とお伝えください。スタッフと一緒に服を確認後、受付書類を記入いただきます。料金は受付時に先払いとなります。

最後に、染め上がりの納期をご案内し、申込控えをお渡しして受付は終了です。控えは返却時に必要となるので大切に保管してください。

ステップ5、染め上がった服を受け取る

服が染め上がりましたら、メールニュースやホームページ、SNSなどで返却開始の案内をいたしますので、受付時の申込控えを持ってご来店ください。染め上がりのご連絡は個別には行っておりませんのでご了承ください。

染め上がった服には必ず管理番号を刺繍しています。この刺繍は管理のためでもありますが、dで染め直しをして生まれ変わった服の記念にもなります。(刺繍位置の指定はできません。)

 

以上が、申し込みの流れとなります。

季節の変わり目などにクローゼットやワードローブを見直した際など、様々な理由で着たいけれど着なくなった服を、気持ち新たにまた着られるように蘇らせる「d&RE WEAR」、ぜひご参加をお待ちしています。