スタッフの商品日記 103 サンボックス

自動車メーカーの専用部品箱として開発されたボックス

誕生
D&DEPARTMENTで取り扱いがあるサンボックス(W340・H200サイズ)の誕生は、1982年。自動車メーカーで、部品箱として使う目的で開発されたのが始まり。40年以上、経った今も、仕様変更はなく、製造され続けている。業務用として開発されたが、現在では、店舗什器や一般家庭の収納用品としても使用されている。




特徴
素材は、ポリプロピレンとなり、丈夫さはもちろん、底面に一定間隔でブロックが設計されており、色々なサイズを組み合わせて、安定したスタッキングが可能。工場などの業務用品として開発されたことから、設置も小スペースで行うことが出来るように考えられている。




バリエーション
D&DEPARTMENTでは、定番色に加え、別注色として、クリアを取り扱い。中に何が入っているかが一目でわかるように収納することが可能。

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製造
北海道から鹿児島まで、全国に26工場を展開。全国に工場を設けることで、ユーザー企業の需要に対して、短納期を実現。


弊社最大のパレット工場である東海工場

サンボックスの成型方法は、射出成型。射出成型とは、液状となった樹脂を金型内へ流し込み、冷やすことで成形される方法。



つづく仲間
三甲株式会社は、岐阜県にて、三甲紡績有限会社として、1951年に創業。当時は、毛芯糸紡績製造、販売を行なっていた。1961年に現在の三甲株式会社の前身である三甲化成株式会社を設立。 産業資材に特化したプラスチック製品の製造、販売をスタート。1965年に三甲株式会社を設立し、1967年には三甲紡績有限会社と三甲化成株式会社を合併。繊維・合成樹脂・開発・総合レジャーと4事業体制となった。合成樹脂事業部は産業資材の製造・販売に特化したことにより、発展を遂げた。

ユーザー企業のニーズを取り入れられるよう本社には、試験設備、開発技術体制が整えられている。全国に26工場に加え、全国に9支店・69営業所の販売ネットワークにより、ユーザー企業の近くで製品の提案から生産まで短納期で対応できる体制を整えている点も三甲株式会社の強み。


三甲株式会社 東京支店


つづく環境
SDGsの9項目に対応し、CDP活動評価(※1)より気候変動B、サプライヤーエンゲー ジメントA-の評価を獲得している。また、ユーザーである企業から、破損等により使用されなくなった製品を回収し、粉砕、もう一度、原料化することで、製品TO製品へのリサイクルに取り組んでいる。使い終わって、ただ捨てるの ではなく、再び製品へ戻すことで半永久的に循環させることを実現。また、サンコーの黒色のパレットは100%再生原料を使用した環境配慮パレットとなっている。 全国14工場に太陽光パネルを設置し発電することで、環境負荷の軽減に努めている。

※1.世界の企業や都市に対して、気候変動対応の戦略や温室効果ガス(GHG)排出量削減の取り組みなどを評価する世界有数のESG評価機関


つづく暮らし
メンテナンスは、コンテナ内を雑巾などで、汚れを拭き取ったり、ボックス自体を水洗いすることができる。 ポリプロピレンの素材で、丈夫な作りは、メンテナンス方法もシンプルで、長く使い続けられるポイント。


お気に入りのポイント
作業場にあるUSED のリペア道具を綺麗に収納するために数年前からサンボックスを導入。容量が大きく、スタッキングもできるので、重宝していたのですが、1点だけ、中に何が入っているのかがわからないことを不便に感じてました。クリアが導入されたタイミングで、全て一新してみたのですが、一目で物を視認することができ、びっくりするくらい快適に!サンボックスの鮮やかなカラーでガチャガチャと積み重ねる感じも楽しくて良いのですが、作業効率などを考えると断然クリアがオススメ。道具やパーツなどが透けて見える感じも、とてもワクワクします。ぜひ自分の好きなものを詰め込んで遊ぶように収納してほしいです!(松井俊太郎 / USEDバイヤー)

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