ストレスなく使える洋服ブラシ
誕生
池本刷子は1929年に創業し、歯ブラシメーカーとしてスタートしました。以来、ブラシを作り続け、技術の蓄積を重ね、今では歯ブラシだけでなく主にヘアブラシを主体とし、服ブラシやスポーツ関連のブラシまで幅広くブラシに関わる商品を製造・販売している大阪府のブラシメーカーです。ヘアブラシの静電気除去の技術を生み出し、その後、静電気除去のできる服ブラシの製造・販売をはじめました。また、洋服ブラシの中でも古くから続く伝統とものづくりの歴史があり、洋服ブラシとして知名度も高いKENT社のライセンス権利を持ち、KENTのライセンス品も製造しています。KENTのライセンス品を製造できる培われた技術力を元にオリジナルのブラシ製品も手がけ、国内外問わず、世界中に愛され続けられているブラシメーカーです。
つづく産業
1929年の創業以来、一貫して高品質・高機能・高感度をもつ、価値 ある製品作りを最大の目標として、企業努力を積み重ね、常に消費者側に立ってのものづくりを行なっています。ライフスタイルの変化やトレンドをいちはやくキャッチし、新技術・新素材の採用、消費者の生活意識、行動、ファッ ションなど、ライフスタイルの情報分析などに積極的に取り組んで、 商品開発を行なっています。
洋服ブラシの特徴
池本刷子のブラシの最大の特徴は、静電気を除去する技術。静電気除去繊維を混毛させる技術は特許ではありませんが、限られたところでしか製造できません。池本刷子の静電気除去洋服ブラシは、独自の設計でブラシ部の天然毛に静電気を取り除く強導電性繊維を混毛させています。服ブラシは本来、服地についたホコリを払って、生地のメンテナンスをし、大切な服を長持ちさせるものです。しかし、同時に服地に付いた静電気を取り除く事で、ブラッシングをした後も、服地の静電気は除去されているので、空中に漂っているホコリを寄せつけない効果があります。
ブラシの毛は、しなやかな毛先と弾力にとんだコシを持つ白馬毛と黒馬毛を植毛し、黒馬毛に銅イオン含浸アクリル繊維を混毛しています。しなやかで硬すぎないため、目の細かい柔らかな服地も傷めることなく、ホコリをしっかりと落とします。また、柄の持ち手部分は天然木(ブナ材)を使用。手触りが良く、使うほど手に馴染み、味わいが出てきます。
洋服ブラシの使い方
大切な洋服を長く着続けるためには、家具と同じようにメンテナンスが必要です。洋服のメンテナンスの基本のポイントは、まず、ブラッシングをすることです。
最初に繊維方向と逆方向に優しくブラシをかけていき、衣類に付着したホコリやチリなどの汚れを落としていきます。次に、繊維方向に沿って擦らないように注意しながら払うようにブラシをかけていきます。そうすることで、繊維の状態を正しく整えられ、毛玉を予防することができます。
お気に入りのポイント
私は今までニットやセーターをメンテナンスすることが、恥ずかしながら腰が重い作業だと感じ、ついつい毛玉を衣類に付けてしまっては落ち込む(が、特にこれと言ってお手入れをするわけではない)というようなサイクルを繰り返していました。しかし、D&DEPARTMENTオリジナルウェアのニットセーター(d 501 CREW NECK SWEATER)に出会い、本当に大事に着ていきたいとメンテナンスに対しての想いが込み上がった矢先、この洋服ブラシを先輩に勧められ、試しに借りてブラッシングしてみました。すると、ブラッシングした箇所から服の表情が再び蘇ったかのような表情になり、整われていない箇所との差に驚きました。しかも、柄の持ち手部分が手にフィットし持ちやすく軽いので、スナップが効きやすく、ストレスなくブラッシングできます。私は、洋服ブラシを一応は持ってはいたのですが、毛がブラシに引っかかりやすかったり少し持ちにくかったりなどあり、メンテナンスから少しづつ離れていました。しかし今では、そのような小さいストレスもなく、玄関先にブラシを置いて、帰宅したらすぐにお手入れをできるようにしています。花粉症でもあるので、春先も活躍してくれることを楽しみにしています。
画像左:ブラッシング前 画像右:ブラッシング後
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