その土地に長く続くことをみんなで共有、活用し、未来につなげる。
私たちは「ロングライフデザイン」を合言葉に、長く続いていることやものの価値を学び伝える《セールス&コミュニケーション》、長く続いていることやものを研究・発信する《リサーチ&アーカイブ》、継続性やその土地の個性づくりを開発・支援する《ロングライフクリエイション》の3つを柱に、健やかなものづくりと、そこに大切な意識を広める活動に取り組んでいます。2022年7月までに取り組んだ活動の一部をご紹介します。
セールス&コミュニケーション
D&DEPARTMENT Global Online Store
多言語に対応したグローバルサイトをオープン。
D&DEPARTMENTはグローバルサイトを新たにオープンしました。国内の活動と同様、グローバルサイトでもロングライフデザインをテーマとし、各地域のD&DEPARTMENTや、日本の47都道府県の個性を集めた「d47」がリサーチした、その土地らしさがこもった地場産業・工芸品を、多言語で解説し、現地通貨で購入できるサイトです。英語、韓国語、中国語に対応し、24時間年中無休のカスタマーサービスもご利用いただけます。(吉田晶/D&DEPARTMENT ネットショップ)
→ D&DEPARTMENT Global Online Store
→ Instagram|@d_d_global
セールス&コミュニケーション
埼玉|d SCHOOL「わかりやすい自然栽培 関野塾」第7回目
自然栽培のつづくをつくる、初の種取りを実施しました。
自然栽培塾が開講して、初の夏野菜(トマト)の種取りをしました。今回の自然栽培の真の目的である、その土地で「つづく」作物を作ること、この土地で生命力ある作物の遺伝子を未来へ繋ぐ永久的な自然サイクルを作り上げる、という第一歩を達成しました。自分達で耕作からスタートし、埼玉店のある熊谷市の気候や風土に適した農作物を作る過程は、その大地全てのエネルギーの産物だと実感でき、この経験をよりたくさんの人へ伝えていくために、来年度は参加者がもっと増えていくよう活動して参ります。(尾崎なつ江/D&DEPARTMENT SAITAMA)
→ d SCHOOL「わかりやすい自然栽培 関野塾 第1期生」
日時:2022年4月19日(火)~2023年3月21日(火)隔月第1、3火曜<全20回>
リサーチ&アーカイブ
d47食堂|三重定食取材
三重定食ができるまでここからがスタート。
d47食堂スタッフは、d design travel 食の編集部として、毎県、その県の食文化を探りに各地を巡ります。7月は三重県を訪ねました。海女に鳥肉に餅にうどんにたくあんに、今回もたくさんの出会いに恵まれました。ここから、定食一膳に表現する編集作業に入ります。私たちが現地で感じた三重の食文化をd47食堂で味わっていただけることを楽しみに進めてまいります。提供予定は10月です。詳細が決まりましたらSNS等でご報告いたします。(渡辺美穂/d47食堂)
→ Instagram|@d47_shokudo
→ 『d design travel 三重』の最新情報をお届けします。
\ スペシャルメニューフェアを開催 /
→ 韓国チェジュ島の味「チェジュ島定食」
提供期間:2022年8月5日(金)~9月8日(木)水曜定休
〈月・火・木・日〉11:30-20:00 / 食事 L.O.19:00、ドリンク L.O.19:30
〈金・土・祝日前日〉11:30-21:00 / 食事・ドリンク L.O.20:00
セールス&コミュニケーション
d47|現地へ旅して“もののまわり”を体験。「ものにはまわりがある展」現地ツアー
各地でツアープログラムがスタートしました。
現在、d47 MUSEUMで開催中の展覧会「ものにはまわりがある展」の特別イベントとして、各地のキーマンと現地へ旅をして学ぶプログラムが始まりました。富山県では、水と匠の林口砂里さんと共に、「城端別院 善徳寺」の「虫干法会(むしぼしほうえ)」をはじめ、富山に根付く土徳の精神を学ぶ2日間を。佐賀県では、「旅館大村屋」の北川健太さんと、嬉野で知り合いをつくるような、まち歩きを実施。どちらも濃密な体験となりました。このツアーは10月まで各地で続いていきます。(門脇万莉奈/d47 MUSEUM)
→ 富山の土徳と民藝をめぐる旅 2022年7月23日(土)、24日(日)開催
→ 旅館大村屋15代目と行く“嬉野温泉 暮らし観光” 2022年7月30日(土)開催
→ 『ものにはまわりがある展 「もの」の「まわり」と出会う14の旅』 関連イベントまとめ
→ 開催レポートはこちら
セールス&コミュニケーション
d47|「大與の和ろうそく」連動企画
ものの良さを知るきっかけに。伝統的な櫨蝋で和ろうそくを作りました。
滋賀県にある「和ろうそく 大與」の大西央さんをお招きし、和ろうそく作りのワークショップを3日間開催しました。今回は初めて親子で参加できる回を用意し、小学生のお子さんにも体験いただきました。植物性の櫨蝋(はぜろう)の和ろうそくは、手掛けという伝統的な技法で手作業で作ります。自分自身で作ることで、改めて職人の技術の高さを感じられる機会となりました。和ろうそくの良さを知るには、まずは火を灯して炎を見てもらうこと、と話す大西さん。そのきっかけ作りとしても、今後も開催を続けていきたいです。(上久保杏子/d47 design travel store)
→ ワークショップ「和ろうそくをつくろう」 2022年7月2日(土)、3日(日)、4日(月)開催
→ 展示販売会「大與の和ろうそく」 2022年7月1日(金)~7月19日(火)開催
セールス&コミュニケーション
東京|椅子の張り替え受付
約3年ぶりに、東京店で椅子の張り替え受付を行いました。
東京店のUSEDの椅子を長年張り替えていただいている「FUJITAKE WORKS」藤武秀幸さんにお越しいただき、椅子の張り替え受付会を実施しました。当日ご参加いただいた方が持ち込まれた座面を見ると、長年大事に使ってきたのだなと感じるものばかり。張り替え後はどのような姿に変わるのか早く見てみたい!とわくわくしました。東京店では常時、張り替えのご相談を受付ております。お気軽にご相談ください。(平田鈴乃/D&DEPARTMENT TOKYO)
→ 東京店限定開催 椅子の張り替えの受付 2022年5月29日(日)開催
→ 毎月開催 - 金継ぎの受付 - 割れたうつわの修理の日
日時:2022年8月28日(日)12:00~16:00<事前予約制>
リサーチ&アーカイブ
富山|県内生産者訪問
トマト農家 粟土舎さんの畑へ見学に伺いました。
富山県南砺市福光の里山 太美山で農薬・化学肥料・除草剤に頼らない自然に寄り添った農法でトマトを栽培している粟土舎さんの農場へお邪魔してきました。粟土舎さんは休耕地だった土地を自分達で耕し、その土地の枯葉・枯草などを堆肥とし、医王山の湧水を軽トラックで毎日運んで栽培に使うなど、その土地の恵みの循環の中でトマトを栽培されています。『まだちょっと早いんだけどなぁ。』そう言いながら手渡してくださった採れたてのトマトは、みずみずしい甘さと爽やかな酸味でとっても美味しかったです。D&DEPARTMENT TOYAMA ダイニングでは8月に粟土舎さんのトマトを使ったメニューを提供予定です。ご期待ください!(田中陽子/D&DEPARTMENT TOYAMA ダイニング)
→ Instagram|@d_d_toyama
セールス&コミュニケーション
富山|富山の土徳と民藝をめぐる旅
民藝の思想に影響を与えた富山の風土をツアーで体感。
d47 MUSEUMで開催中の「ものにはまわりがある展」の企画として、富山と民藝、“土徳”について学ぶ旅を開催しました。近年注目が集まる民藝ですが、実は富山の風土が民藝の思想に深く影響を与えたことは意外と知られていません。今回のツアーでは大福寺住職兼日本民藝協会常任理事である太田浩史さんに「土徳」のお話を伺ったり、柳宗悦の縁の場所である「城端別院善徳寺」を訪れ、知識と体感の両方から民藝について学びを深めました。(進藤仁美/D&DEPARTMENT TOYAMA)
→ 富山の土徳と民藝をめぐる旅 2022年7月23日(土)、24日(日)開催
セールス&コミュニケーション
三重|D&DEPARTMENT MIE by VISON 1周年
「dどらとまっちんのおやつ」を開催しました。
7月20日でD&DEPARTMENT MIE by VISONは1周年を迎えました。お越しいただいたお客さま、生産者のみなさま、周辺店舗のみなさまに支えられて1周年を迎えることができ感謝の気持ちでいっぱいです。三重店では看板メニューの「dどら」がこれからも長く愛され続けるどら焼きであって欲しいという思いから、dどら開発でお世話になった和菓子職人「まっちん」さんの手がけるおやつのPOP UPを開催しました。素材の美味しさ感じる「まっちん」さんのおやつは子供から大人までたくさんの人に愛されています。(清水友麻/D&DEPARTMENT MIE by VISON)
→ D&DEPARTMENT MIE by VISON 1周年企画 dどらとまっちんのおやつ
2022年7月15日(金)~7月24日(日)開催
リサーチ&アーカイブ
三重|『d design travel 三重号』取材同行
『d design travel 三重号』発刊に向けて編集長と伊勢を訪ねました。
伺ったのは200年余りの歴史を持つ老舗宿の麻吉。一生に一度はお伊勢参りと江戸の旅人たちがこぞって伊勢を訪れた参宮街道の宿場「古市」というエリアにあります。宿主である上田史弥さんが出される料理は伊勢出身の僕も知らない「三重らしさ」が広がり、ただの宿とは思えない料理の奥行き。数時間ではなく、その土地に長く滞在することで見えてくる三重の各地に残る健やかな“らしさ”を再発見し、各スタッフで執筆を進めていきました。(高田弘介/D&DEPARTMENT MIE by VISON)
→ 「銀峯陶器株式会社」工場見学レポート
\ 現地取材の様子を随時更新 /
→ Facebook公開グループ「d&d三重会」
→ 各店巡回|三重店開催「d design travel 展」
会期:2022年8月2日(火)~9月26日(月)10:00~18:00 / 最終日は16:00まで
セールス&コミュニケーション
京都|香川「やまくにのいりこ」POP UP
香川県「やまくに」に学ぶ 夏に〝いりこ〟で飲む夕べを開催しました。
祇園祭一色の京都の7月。香川県いりこの「やまくに」に学ぶ「夏に〝いりこ〟で、おいしい出汁とつまみ(おかず)」を開催しました。各店でこれまで開催してきた「いりこ出汁」のワークショップと異なり「いりこって、出汁だけではなくて、おかず、つまみにもなりますよ!お酒と一緒に楽しめますよ」を裏?テーマの勉強会として企画。香川県「やまくに」の山下かなよさんを講師にお迎えし、ワインに日本酒、炭酸ドリンクともよくあう「いりこをつかったつまみ(おかず)」は、簡単レシピのご紹介や、いりこの割り方、出汁のひき方はもちろん、いりこ漁の抱える今の悩みや海の事情まで、実際に作り手である山下さんの熱を帯びた「いりこの良さを大切に伝える」姿勢と穏やかな語り口に参加された方は皆さん、終始熱心に聞き入られ質問も飛び交いました。(内田幸映/D&DEPARTMENT KYOTO d食堂京都)
→ 香川「やまくにのいりこ」POP UP 2022年7月7日(木)~7月18日(月)開催
→ d SCHOOL 香川県「やまくに」に学ぶ「夏に〝いりこ〟で、おいしい出汁とつまみ」
2022年7月9日(土)開催
セールス&コミュニケーション
京都|志ば久の朝採れ赤紫蘇が届く日
大原の風土を感じる旬の味を、受注販売会でお届けしました。
毎年恒例の、京都・大原三千院にて代々漬け物作りを行う「手づくりの京漬物 志ば久」の朝採れ赤紫蘇の受注販売を行いました。山に囲まれた小さな盆地である大原は、外から花粉が舞い込みにくいため、志ば久では原種に近い赤紫蘇を毎年自家採種して漬け物作りを行っています。当日は、朝収穫したばかりの枝付き赤紫蘇を、久保統さんが軽トラいっぱいに乗せて佛光寺まで届けてくださいました。毎年変動する気候の中、大切に守り育てられた赤紫蘇は、驚くほど香り高く、美しく、改めて志ば久さんの想いと大原の風土を感じる機会になりました。(下野文歌/D&DEPARTMENT KYOTO)
→ 志ば久の朝採れ赤紫蘇が届く日 2022年7月10日(日)開催
セールス&コミュニケーション
鹿児島|離島文化経済圏のもののまわり展
鹿児島の離島文化に触れるサテライト展示を行っています。
d47 MUSEUMで開催中の「ものにはまわりがある展」のサテライト展示を鹿児島店で行っています。南北に最も広い県である鹿児島。そこに根付く文化は多種多様なものがあります。「鹿児島県の離島」としてのにぎわいづくりを目指す「鹿児島離島文化経済圏」のもののまわりを紹介することで、鹿児島県民もなかなか知らない離島文化に触れるきっかけになればと思います。今後も鹿児島店では様々な離島文化を発信していきます。 (中西祐貴/D&DEPARTMENT KAGOSHIMA by MARUYA)
→ Instagram|@d_kagoshima
セールス&コミュニケーション
沖縄|D&DEPARTMENT OKINAWA 10th ANNIVERSARY
沖縄店は10周年を迎えました。
10年目を記念し、オープンと共に歩んできた皆さんとのリレー形式のトークライブや、沖縄店のキーマン4名にこれまでの歴史やこれからの未来を語っていただくトークイベントを開催しました。「ロングライフデザインの考え方で沖縄らしさを考える」お店として活動を続けてきた10年。これまでの繋がりや出会いを改めて実感する機会となりました。今後もこの土地に根差し、日本、沖縄の素晴らしいものやことを紹介し続ける場所として、沖縄の長くつづくいいデザインを繋いでいきます。(島袋みのり/D&DEPARTMENT OKINAWA by PLAZA3)
→ D&DEPARTMENT OKINAWA 10th ANNIVERSARY 2022年7月15日(金)、16日(土)開催
→ 10th ANNIVERSARY 特別トークショー アーカイブ
VIDEO
→ 沖縄店は「D&DEPARTMENT OKINAWA by PLAZA 3」へ