愛知県知多郡阿久比町に誕生する、d news aichi agu。12月に入り、阿久比の現場工事は佳境を迎えています。本日は、これまでの過程を振り返りながら、最新の現地状況をを写真とともにお知らせします。
今年4月に大家さんと契約を交わした後、建物にあった荷物の片付け、内部の解体工事、古い配線やコンクリートの取り外しと撤去と進めてきました。
途中、クラウドファンディングにご参加くださった方のお力もお借りしながら、建物内部のお掃除も。
建物内の片付けが終わったのち、すんなりと改修工事に入れる予定だったのですが、床から浸水している箇所の補修工事に想定外の時間を要することとなりました。
建築チームの知恵と工夫で乗り越え、ようやく内部の改修工事に入ったのが、9月。古い建物を使う難しさを感じながら、徐々に内部工事へと進んでいきました。
ここからは、現地ですり合わせをしながら進めてきた、現在の建物の様子をお知らせします。
外観は大きく手を入れることなく、訪れた方には当時の姿に思いを馳せてもらえるよう、土間や、土壁、梁、入口の建具まで、なるべく当時のまま残しています。
入口を入ってすぐのスペース。ここは、カフェスペースになる予定。心地よく過ごしてもらえるよう、テーブルや椅子を整えて、みなさんをお迎えします。(今はまだ、イメージが湧きません・・・・)
物販スペースは、小上がりになっています。無垢の杉板が時間の経過と共にどんな風に表情を変えていくのか今後がとても楽しみです。
物販スペース奥は、「ゲストルーム」。この場所は各地から訪れたつくり手に滞在してもらい、阿久比町や知多半島の素材を活用して創作活動をしながら長期間滞在できるような場所として活用していきます。今はまだ、パテ塗りが終わったところ。これから居心地を作り込みます!
こちらは、「キッチンスペース」。ここでは、地元の食材を使ったメニューやdオリジナルドライカレー、ごんぎつねの舞台・阿久比町をPRする新名物「あぐいなり」なども提供できるよう、これから厨房機器が入ります。カウンターも、来週には整う予定。
ただいま、d news agui のキッチンを使いながら活動する、「キッチンパートナー」も募集しておりますので、ご興味のある方は、リンクから詳細をご覧ください。>>詳しくはこちら
最後にご紹介するのは厨房の奥のギャラリースペース。職人さんの左官工事によって、コンクリート仕上げまでが完了しています。
これから壁を貼り、仕上げ。オープン後はギャラリースペースを活用しながら、地域の人とつくり手の交流の場として、企画、展示を進めて行けたらと考えています。
本日の現場からは以上です。
また来週、現場からの様子をお届けしますので、どうぞお楽しみに!