中国黄山店ができるまで その2

中国初の黄山店の立ち上げ準備のために、第一陣スタッフが10月4日から現地入りしました。今回は新規立ち上げよいえばこの人という斉藤と福岡店店長の阿部の2名。現場を事前に見たこともない中で、どの準備がどれぐらい進んでいるのか、現状を把握できないままの現地入り。中国では秋の大型連休シーズンだったようで、なんと準備のためにとっくにクローズしているはずの店舗部分が絶賛営業中!お客様もわんさか訪れている状況だったそうです。検品だけはしていたようですが、品出しも値札付けもできておらず、倉庫に山積み状態の商品。ついて早々、「・・・・・」からのスタートです。

第二陣はナガオカ含め7日より現地入り。そんな苦労があったとは知らず、「順調に進んでるね~」と中国茶で休憩タイム。

竹細工の職人さんがちょうど納品に来てくださり、お会いすることができました。

そして円卓を囲んでの晩御飯。1日3食、毎回決まった時間の美味しい中華を食べさせてくれます。食は元気の源を実感。我が社の賄いもこんなだったら会社の業績はもっと上がるに違いないです。

翌日からは本格的に準備に合流。

オープニング記念企画として、「ナガオカケンメイ もうひとつのデザイン」の展覧会もスタートします。そちらの設営も進めます。が、税関で止まってしまった荷物もあり、オープンまでに無事届くのか、ドキドキです。

11日はナガオカは記者会見のために、一旦、上海まで往復。午後の部は黄山店のオープンをお知らせする会。

夜の部は書籍の出版を告知する会。
中国では、「ナガオカケンメイの考え」「伝える店の作り方」「もうひとつのデザイン」そして「d design travel 奈良」の翻訳版がほぼ同時に3社の出版社から刊行されるのです。合同で発表会&サイン会を行いました。沢山の方がお集まりいただき、D&DEPARTMENT のロングライフという考え方への興味と共感が高まっていることを実感します。

翌日は再び黄山に戻り、最後の準備。

そしていよいよグランドオープンとなりました。爆竹と花火とテープカット。

オープンと同時に沢山のお客様。村のおじいちゃん、おばあちゃん、中国全土からわざわざ来てくださったdファンの方々。

オープン初日を無事、終えることができました。

次回のブログでは、行きたいけど、どうやって行くの?という皆様の不安を払拭する黄山店への道のりブログを更新予定です!ぜひ現地へお越しください。