カリモク60を代表する椅子「Kチェア」。
1960年代から変わることのないラバートリー材をフレームに使用した定番のKチェアに加え、天然の木目を楽しめるオーク材フレームを採用した地域限定Kチェア=エリアリミテッド3モデルが登場しています。長く愛されるビニールレザー・ブラックをシートに木目がしっかりと表れたフレームの組み合わせが少し背伸びした雰囲気の限定モデルです。
定番のKチェアには6種類の生地レパートリーがあり店頭では生地全種をご用意。画像では感じることのできない肌触りを確かめてください。
カタログには掲載のない、店頭展示品を展開する店舗だけでの販売となるフラノベージュ×チェリー材のチェア、本革を使用したヴォルテライトブラウン×オーク材のKチェアもご紹介しています。
ここで、エリアリミテッド3やヴォルテライトブラウンに使用されているフレームのことを少し。
オーク材
寒冷地に多く育つ硬くて丈夫な色の明るい落葉広葉樹の材木。カリモクでは国内外で採取されたホワイトオークを国内の自社工場で製材・加工して使用しています。大きめな木目が特徴で、古くから床材や家具、ウィスキー樽にも使用されてきました。触ったり紫外線に当たることで色が濃く飴色に変化していき、ラバートリー材に比べ経年変化を楽しむことができます。
Kチェアのオークフレームは木目や木の質感を活かしたオープンウレタン塗装を施しており、ウレタン塗装の特徴である黄ばみへの変化が少ない塗料を採用しています。塗装の違いはツヤの有無など見た目にも変わりますが、触り心地も大きく異なります。
また、木目の中には天然木らしく見た目の特徴が表面に現れます。
虎斑:オークによく現れる虎の毛のような模様。
色ムラ:木が成長する過程で菌が入ったり、鉱物などを摂取することで色が黒く変わった材木です。
節(フシ):木が成長する過程で幹の中に枝が包みこまれて作られる、枝が生えていた跡。
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D&DEPARTMENTが選んだ組み合わせは流行色や手入れが特別に難しいシートではなく、長く使い座面の凹みや傷・やぶれなどが出てきたときにはにシート交換が叶う定番の「ビニールレザー・スタンダードブラック」。
限定だからといって長く使ったあと交換に困ることなく、Kチェアの良い点である「ノックダウン方式=組み立て式」を活かし、パーツ交換をしながら使い続けることができます。
お手入れ方法はこちらから→ブログ:Kチェアのお手入れ
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そして生活が変わったりと、どうしてもKチェアを手放さなくてはならなくなった時。
どうぞD&DEPARTMENTにご相談ください。Kチェアの買取を随時行なっています。こちらからお申し込みできます→中古買取のお申し込み
以前にお客様から買取し、張替え職人さんに依頼をして生地張り替えを行ったKチェアがこちら。かなり昔のモデルですが、凛とした佇まいは変わりません。
買取したあとは状態を確認しリペアしたあとに販売しています。普遍的なデザインで長く愛されるからこそできることです。手放す時も廃棄ではなくリサイクルするという選択ができるのも、Kチェアのいいところですね。
いまだけの特別なKチェア、定番のKチェア、東京店でずらりと紹介しています。
どうぞお出かけください。
D&DEPARTMENT TOKYO
03-5752-0120(12時~20時/水曜定休)