三重県多気町のスマートIC施設「VISON」にD&DEPARTMENT三重店を準備中です。4月に第一弾のエリアがオープンし、d三重店ができるエリアは7月20日にオープンが予定されています。
オープンに向け、三重県内の生産者の皆さんを訪問しました。萬古焼や伊賀焼、伊勢木綿や松阪木綿、真珠や羽毛、鋳物、木工、漆、伊勢型紙など様々なモノづくりが存在する三重県。食文化も海産物からお茶など豊富にあり、園芸用の植物の生産量も日本有数と言われるそう。県内各地に自然豊かな環境があることも印象的でした。
今回は、実際に見学させていただいた生産現場を写真でご紹介します。現在、オリジナル商品も開発中。それぞれの生産者の皆さんの詳しい紹介は、三重店スタッフがこれから発信していきますので、そちらもお楽しみに!
まずは、桑名の鋳物メーカー・伊藤鉉鋳工所へ。目の前で鋳込み作業を見学。すごい熱気で、冬でも汗だくで作業されるそう。
伊勢木綿の機元・臼井織布。現在、伊勢木綿も松阪木綿も機元は1軒ずつしか残っていません。
ナガオカが最も気になっていたのは、残糸でつくられたハタキ。適度な油分を含んだ糸はホコリを絡めやすく、工場内での機械の掃除に使っているそう。(販売したい!)
羽毛メーカーの河田フェザーでは、リサイクルフェザーのお話をお伺いしました。
県内はもちろん、日本各地で回収活動を行っています。リサイクルしたフェザーの方が素材的にも上質になるそう。三重店やdの各店舗でも、いつかフェザーの回収に参加できればと思います。
D&DEPARTMENTでも定番品の土鍋の窯元4箇所にもお邪魔しました。
まずは伊賀の長谷園へ。この登り窯も年に1度は実際に窯を焚きをするお祭りを開催。煙が上がる様子を見てみたい!
過去につくられていた資料商品も拝見しました。
続いて、土楽へ。敷地に入った途端に、空気の流れが変わったような緊張感。オリジナル商品も開発中です。
四日市のGINPOでも、過去につくられていたシリーズが大切に残っていました。
こちらの大皿の墨貫入が美しい!
現在は製造が止まっていましたが、三重店での取り扱いをきっかけに再製造していただきます。
続いて、やまほん陶房へ。
d47 MUSEUMでも販売しているレンゲ&スプーンシリーズも。
伊勢型紙のオコシ型紙商店では、オリジナルグッズのデザインに使う、伊勢型紙を選ばせていただきました。
1枚ずつナガオカが柄を確認。
Tシャツやステーショナリーへの展開を予定しています。
最後に松阪木綿の機元・御絲(みいと)織物へ。
ここでは、ずっとD&Dの活動を応援してくれている丸川商店のデザイナー・丸川さんと合流。まるで御絲織物のスタッフさんのように解説してくれました。丸川さんのように、地域のために活動をされている方々のご紹介も、お店を通してできたらと思います。
三重店のオープンは7月20日! 三重県のロングライフデザインを紹介する拠点として、この土地でながく活動できればと思っています。応援をよろしくお願いいたします。
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D&DEPARTMENT MIE by VISON
営業時間 10:00-18:00 無休
〒519-2170 三重県多気郡多気町ヴィソン672-1 サンセバスチャン通り6
インスタグラムも更新してまいります
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※ コロナ感染対策として、東京拠点のスタッフは取材時に、必要に応じてPCR検査を受けております。見学を受け入れていただいた生産者の皆様には心より感謝申し上げます。