豆腐をかつお節で煮たあと、さらにかつお節をまぶす、東京ならではの煮物。江戸の庶民に親しまれた豆腐の料理本『豆腐百珍』に掲載されている、“豆腐にスが入るまで煮抜く”という調理法。そのおかげで、味が染み込みやすくなり、保存食にもなっていました。
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材料 ※4人分
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○かつお節 10g
○豆腐 2丁(700g)
○水 適量
○塩 少々
A
○水 1カップ
○砂糖 小さじ2
○醤油 大さじ1
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作り方
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1. 鍋に豆腐と、豆腐がたっぷり浸かる量の水と塩少々を入れて、30分ほどぐつぐつ煮る
2. 鍋から豆腐を取り出し、食べやすい大きさに切る
3. 別の鍋に豆腐、A、半量のかつお節を手で揉んで細かくしながら入れ、落し蓋をしてことこと煮る
4. 汁気が無くなってきたら、残りのかつお節を入れて、豆腐にまぶす
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メモ
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*最初にしっかりと煮抜くのが、おいしくするためのミソ!スが入ったところに味がよく染みます。