業務用に作られたランドリーネット
誕生と特徴
モリイチの業務用ランドリーネットは1958年の創業と共に誕生しました。クッション性があり、一箇所が切れても全体までほつれないラッセル編みの生地はアメリカから輸入しています。変色しにくい太い糸が特徴で、元々は芝刈り機のフィルターにヒントを得て作られたとても丈夫な素材です。ファスナーには、プロユース仕様のロックファスナーを使用。勝手には開かない仕様になっている為、洗濯中に中の衣類が飛び出たりしません。クオリティの高い素材を使用して作られた業務用のランドリーネット。一般家庭用に作られた製品ではなく、業務用として作られた製品の為、強度があり、繰り返し使用してもヘタれません。また、販売先がホテルや病院の為、基本的に、小売店への販売は行っていません。
D&DEPARTMENT別注
SサイズはD&DEPARTMENT仕様に製作してもらっています。元々はMサイズ同様に縦長タイプとしての製品でしたが、一般家庭で使用する際、様々な用途に使用される事を想定し、使いやすさを考え、Sサイズは横にファスナーを取り付けてもらいました。
1点1点、手作業で製造
アメリカから取り寄せた生地
ランドリーネットの端切れで作られた巾着を発見!
つづく産業
ランドリーネットを製造している株式会社モリイチは1958年に創業した業務用クリーニング機材などの裏方道具を製造/販売しているメーカー。ホテルや病院で使用されるランドリーワゴンやネットの製造/販売などを手掛けている。
1965年、東京オリンピックに向け、ホテルの建設ラッシュと共に、業務用のランドリー関連備品の注文が増え、特殊なサービスワゴンなどを数多く販売していた。
当時の貴重な資料を見せてもらいました。
歴史が証明するもの
昨今のプライス競争によって、低価格なランドリーネットも数多く世に出回っているが、"長く使えないものは安くても扱わない"事を徹底している。良い物を作っていく事が続いていく事だと考え、"品質の高い物を作りたい"という考えを常に心掛けており、質を落とさないものづくりで業界内の信頼を得ている。また、材料の無駄や生地ロスを出さない為に変形サイズではなく、定型サイズで生産するなど、環境にも配慮して製造している。
つづく仲間
D&DEPARTMENTとモリイチさんとの出会いは、約20年前。ランドリー関係の展示会にD&DEPARTMENTの現社長である松添が行った事でした。当時、業務用製品を探していた松添がモリイチさんのブースに足を止めた事がはじまりでした。モリイチの大庭社長は当時の事を覚えてくださっており、主な取引がホテルや病院だった事もあり、小売店であるD&DEPARTMENTに声を掛けられた事は印象に残っているとおっしゃっていました。そこから、すぐに取り扱いをスタートし、現在に至ります。
お気に入りのポイント
我が家では、ほぼ毎日のように活躍しているランドリーネット。このランドリーネットに出会って10年以上愛用していますが、他のランドリーネットは使えないぐらい使い勝手が良いです。何が良いかというと、ホテルのランドリー業務用品を作っているメーカーのものだけあって、何年使ってもへこたれず、耐久性を保ちつつ、家庭用の洗濯機にも最適です。網目が通常のランドリーネットに比べて大きいので水をよく通しつつ洗濯物を保護してくれます。これ洗えてるのかな?という心配もいりません。カラーバリエーションも多く洗濯するときに乾燥機にかけたくない衣類をランドリーネットに入れておくと一目でパッと分かるので脱水後のぐちゃぐちゃな衣類から発掘する手間も省けます。ファスナー部分も他の衣類に引っかからないようなデザインになっているので安心して使えます。日々使うものだからこそ、長く使える良いものをおすすめします。(長島/d47 design travel store)
ランドリーネットの商品ページ