新潟では冬が近づくとどこの家も軒下に大根を干して、たくあんとはりはり漬けをつくったそうです。家庭によって人参を入れたり、大根の干し加減や漬け汁の配合も様々で、雪深い冬を越すための保存食。「割り干し大根」を使うのが新潟ならでは。
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材料
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○割り干し大根 50g
○人参 25g
○するめ 15g
○昆布 10g
○鷹の爪 半分
〈調味料〉
○濃口醤油 200ml
○酒 200ml
○みりん 200ml
○砂糖 30g
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作り方
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下ごしらえ:割り干し大根に熱湯をかけて戻しておく
1. するめと昆布をハサミで細めに切り、容器へ
2. 人参を3~4cmの長さで細めに切り、容器へ
3. 柔らかくなった割り干し大根を食べやすい大きさにざく切りにして、容器へ
4. 〈調味料〉を鍋に入れて沸かし、温かいまま容器へ
5. ひと晩寝かせたら、できあがり
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メモ
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昆布とするめが入っているので、寝かせておくほど旨味と丸みが出ます。ひと晩でもすぐに食べられますが、じっくり楽しむのもいいですよ。