コーヒー豆の風味を損なわないセラミック刃
ポーレックスのコーヒーミルは2003年9月に発売されました。豆を引く刃が金属でなく、セラミックなのが特徴のコーヒーミルです。金属臭が無いため、コーヒー豆の風味を損ないません。また、セラミック製の刃は摩耗しにくく、錆びないので、長くお使いいただけます。粒度調節機能が付いており、細挽きから粗挽きまで、簡単にお好みの粒度を設定できます。コンパクトな設計で、アウトドアに持ち出す際にも便利です。発売以降も研究開発を続け改良を重ねている点に企業努力を感じます。わずか0.1ミリ程度の刃の調整や測定する事は微妙な角度変更の為、何度も最初から刃を作り直す等試行錯誤を繰り返し、都度試作した刃でコーヒー豆を挽き、トルク(回転力)の測定、挽いた粉の量・粒度の測定、そしてハンドル回転時の感覚も検証し、より良いものづくりを続けています。
つづく産業
ジャパンポーレックスは、鹿児島の企業として鹿児島の地域経済の力になりたいという考えを持ち、コーヒーミル製品を構成する部品や資材は可能な限り鹿児島県で調達しています。鹿児島県内での調達が難しい場合は九州圏内に拡げています。パッケージに、made in Kagoshima, Japan と表示して鹿児島の企業であることをアピールしています。小さな工夫として、Kagoshima を目立たせるためにメイドインの m を小文字にしています。
「その時点で世の中に存在していないものをつくる」をコンセプトにものづくりを行い、工場にある全機械装置は自社で開発をしています。
自社工場
セラミック刃の検品
出荷前の検品
つづく暮らし
使いやすい製品にこだわり、 清潔にお使いいただく為に、セラミック刃等部品は分解して水洗いをすることができる構造となっています。そのため製品使用後内部に残り油分により酸化したコーヒーの粉が、翌回コーヒー豆を挽くときに混ざることはありません。毎回挽きたての味と香りのみ楽しんでいただくことができます。また、キャンプ等アウトドアでパーツを失くされる方やセラミック刃を落としてしまい、割ってしまったという声もあり、長く使い続けていただく為にセラミック刃、調節ネジ、ハンドル等部品の販売も行っております。
お気に入りのポイント
使い始めて5年以上経ちますが、劣化や不具合もなく使用しています。このミルの最大の特徴であるセラミック刃ですが、"金属刃とそんなに違うのか"と疑問もあるかもしれませんが、、個人的には金属刃の物は苦手で、セラミック刃で挽いた方が美味しいと感じています。そして、分解が出来、洗浄できる点は長く清潔に使用できるポイントでもあります。手で豆を挽く事は少し手間が掛かり、2杯分ともなるとやや疲れますが、その分、手間を掛けた1杯はより美味しい！仕事中はインスタントコーヒーを飲んで、休日は、このミルで豆を挽いてドリップして、"美味しいなー"と小さな幸せを感じています。
ポーレックス コーヒーミルの商品ページ
