富山県の麺「大門素麺」

ショップでは、今年も47都道府県のうどん、蕎麦、ラーメン、素麺などの麺を特集しています。製法や素材、食べ方まで47都道府県によって個性があり、麺を知るとその土地の食文化の一端が見えてきます。

今日は富山県の麺として紹介している大門素麺の美味しい食べ方についてご紹介したいと思います。

大門素麺は、砺波市大門地区で10月から3月にかけて作られます。冬場の副業としている農家の方が殆どで、夏場に食べられることが多い素麺ですが夏場は出荷の作業のみ。作り方にマニュアルはなく、塩加減など全て長年の経験による勘で作るそう。作業は夜11時から始まり、二人一組での作業なのでほどんどの生産農家の方はご夫婦で作られています。パッケージには生産者の方の名前が記載されているので是非見つけてみてください。

早速袋を開けてみます。

袋大体3人~4人前。くるくると丸くなった麺が4束入っています。

水の量は1袋に対して5L程度。小ぶりな素麺ですが、お水はしっかり入れた方が美味しく茹で上がります。

このまま茹でずに、必ず束を半分にぱきっと割ってから茹でて下さい。(このまま茹でて、大変な思いをしたことがあります、、)

熱湯で3分茹で、水で良く揉み洗いします。お好きな薬味などと一緒に盛りつければ出来上がり。うどんなどに比べさっと調理できるのも素麺の魅力ですよね。

さっぱりした素麺はかき揚げや天ぷらなどと合わせるとより一層食べごたえがあります。大門素麺のコシを味わいたい方は、シンプルにつゆにつけてどうぞ。素麺にコシ?と思われる方もいると思いますが、何度もよりをかけて作ることで、コシが強い仕上がりは大門素麺ならでは。

ダイニングでは15時から大門素麺をお出ししています。

※温・冷や付け合わせの内容は季節により異なります。

こちらも是非お試しください。