45 Yチェア

ナガオカ家のここが食卓です。直径1200のラウンドテーブルとハンスウェグナーのYチェア。このテーブルは、この椅子との組み合わせをイメージして作ってもらいましたので、よく合います。Yチェアのビーチ材のソープ仕上げで、これでも安い方のYチェア。本当に一生モノなんですが、最初は「高い!!」って思ってしまいます。僕はまず、1脚買いました。そして、2脚目はネットオークションで。これが偽物だったんですが、結局、何年後かに3脚足して、いつかこのテーブルに合わせたいと思って使っていました。偽物もまあまあ丈夫で、偽物があるから、本物の凄さがわかったりしました。座面のペーパーコードはd&dでももちろん張り替えします。壁に12台のラワンシェルフを使って本棚収納にしています。いろんな細かなものも置いたり・・・・。お面、気になりますよね。笑 沖縄の伝統芸能の面です。壁の絵はこのラワンシェルフ、ラワンテーブルをデザインした、そして、d沖縄店の共同代表であるデザイナーの真喜志奈美さんのお父さん、真喜志勉さんのもの。沖縄を代表する基地問題にも取り組んだアーティストです。天井からの照明はルイスポールセンです。これも随分前に清水の舞台から飛び降りる気持ちで買いました。その当時は生活全体のイメージゴールはあったのですが、なかなか揃えられず、でも、頑張って一つ一つ、揃えていきました。照明はなるべく天井付けにはしたくなかったので、ペンダントか、スタンドライトか、デスクライトにしています。やはり、人間は焚き火の高さに癒されます。これは原始時代からの人間が持つDNAなんでしょうね。なので、天井には取り付けていない、ので、うちは暗いです。笑
まず、将来に叶えたい部屋のイメージを考える。そして、一つ一つ、無理をして揃えていく。これかなぁと思います。やはり、そうなると、ロングライフデザインになっていくわけです。

ちなみに、裏話ですが、日本でYチェアを取り扱えるようになるには、年間の販売台数による契約があります。うちは細々と売っていますので、百貨店など家具量販店には全くかないません。でもある日、担当の方が「dさんは、私たちの背景をお客様に伝えて販売してくれているので、うちでも特別な対応をします」と、言ってくれました。こんなに嬉しいことはありません。と、いうことで、Yチェアは是非、dで購入下さい。笑 手入れや修理、百万が一、手放すことになった際は、どこよりも高く、買い取ります。この椅子が大好きなんです。

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