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d design travel 広島 LIST OF PARTNERS
d design travel 編集部が語る、広島号パートナー企業のこと
D&DEPARTMENTが、47都道府県に1冊ずつ発行していくトラベルガイド「d design travel」は、“その土地らしさ”を大切にし、ロングライフな活動を行なっている企業や団体に、広告出稿を通してご参加いただいています。若々しいデザインの視点で、長く続くべき本質を捉え、広告主の商品やサービスの魅力を表現しています。広島号では9社にご参加いただきました。
広島駅ビル開発プロジェクト/西日本旅客鉄道株式会社
JR西日本グループでは広島市・広島電鉄とともに、2025春開業を目指して広島駅ビルの開発プロジェクトを進めています。河川とともに発展した「水の都ひろしま」の川の水面のゆらめきと、瀬戸内の柔らかな陽の光を受けて輝く海の水面のきらめきを「ミナモ(=水面)」という言葉に、広島の皆様に「みんなの駅ビル」「私たちの駅ビル」と感じていただきたいという想いを「ミナ(=みんな)」という言葉に、そして、“もっと”多くの人が集まる場所になる、“もっと”生活を豊かにしてくれる、“もっと”素敵な場所へと進化していく、広島のことを“もっと”好きになる場所となりたいという想いを「モア(=もっと)」という言葉に託し、いよいよ広島新駅ビル商業施設「minamoa(ミナモア)」が開業します。ビジュアルデザインは、D&DESIGN。
www.westjr.co.jp/railroad/project/project_hiroshima/
福山電業株式会社
昨今の目まぐるしいテクノロジーの進歩によって、電気事業者が担うべき領域は、多様な広がりを見せています。お客さまのニーズも複雑になってきている時代だからこそ、大切にしたいのは“まちへの想い”だと、福山電業は考えます。瀬戸内海の真ん中に位置する福山は、多様な産業の集まるものづくりのまちでありながら、温暖な気候、海山島が織りなす美しい景観、豊かな食材を享受できる 魅力あふれる場所でもあり、これらのアイデンティティーが紡ぎ出す人の想いが、この地を「瀬戸内を繋ぐハブ」として発展させると信じている、そうも福山電業は考えます。電気工事の確かな技術と信頼を基に、「iti SETOUCHI」や「ガーデンレストランEnlee」など、まちを“あかるく”していく仕掛けづくりに邁進しています。ビジュアルは、備後のデザインユニット「TEMPO,」です。
tovio.com
篠原テキスタイル株式会社
かすり織物製造から始まり、デニム織布製造業に至るまで100年以上の歳月を経て、高品質の生地を織る事を企業理念としてきた「篠原テキスタイル」。編集長の僕に、デニムの魅力を改めて教えてくれたのは紛れもなく福山の“デニム兄貴”こと、篠原由起さん。ジーンズソムリエの資格を持ち、持ち前の人柄と知識と技術とアイデアは、デニム界隈の人たちからも信頼が厚い。企業的には、特化されたテンセルデニムに関しては多品番を誇り、その他の生地に関しても小ロットに対応できる体制が整っていて、常に時代の流れを先取りした製品を打ち出していることも大きな強みです。
www.shinotex.jp
スピングル/株式会社スピングルカンパニー
日本では数少ないバルカナイズ製法で作られる広島県府中発の国産ハンドメイドスニーカー「スピングル」。僕も試着しましたが、足が包まれるような独特の履き心地は癖になります。1933年、もともと製靴用板ゴムおよびゴムタイルの製造を主に行なっていた「日満護謨工業」が始まりで、製靴用板ゴム部門が、日本人の足を支えるフットウェアの企画・製造・販売という柱に成長しました。ですので、ゴムタイルの製造部門も、現在も続けていて、環境面に配慮した天然ゴムタイルとして、実は、広く業界にその存在を知られてもいることを、この場できちんと紹介したいと思います。そうした二足のワラジを履く企業の変遷を一枚のビジュアルに表現しました。D&DESIGNによるデザインです。
www.spingle.jp

 

CITRO?N BERLINGO/Stellantisジャパン株式会社
CITRO?Nは、フランスの大手自動車メーカー。「広島号」でも、BERLINGOが編集部の相棒となり、取材先でさまざまな道具や荷物を積み込む、連載『LOAD UP』シリーズ第2弾。広島県では、潮待ちの港とも呼ばれる鞆の浦の伝統「鞆鍛冶」の技術で作られる鍛造錨を積み込みます!昔ながらの鉄工所でもしっくりくるエクステリアに、一本30キロ近い重さの鉄の塊だって楽々運べるインテリア。デニムに身を包んだ編集長も、ベルランゴならばスタイリッシュに決まってしまう。約2か月間の取材中も全力でサポートしてくれました。中面1ページと、表4で登場。
citroen.jp
b found
広島県内で実際に配布されているデザインあるフリーペーパーをご紹介するお馴染みのコーナー......ですが、今回は、『d design travel』史上初めて、まだ実在していない冊子が登場。というのも、編集長の僕が、取材当初、福山を訪れた際に、備後エリアのクリエイターたちから「待ちに待った『広島号』、安芸エリアばかりの内容にはしてほしくない!備後エリアにも沢山の魅力があります!」と直談判され、急遽『LONG LIFE DESIGN WORKSHOP IN BINGO』を開催。『d design travel』ファンが集い、それぞれが持つ地域情報や魅力を深堀りして分かち合うことを目的として、備後の「個性」や「らしさ」を一緒に考えました。そして、もちろんこの「広島号」の制作に大いに役立てさせていただきましたし、それをきっかけに、備後の皆さんも独自に小冊子『b found』の取材をスタート。僕たちd編集部と、ほぼ同時進行で制作を進め、初お披露目がこの「広島号」です。ぜひ、クリエイターたちの絆を確かめてください。福山の皆さん、ありがとう!
www.instagram.com/b.project.bingo/
ONOMICHI U2
「ONOMICHI U2」は、1943年に建てられた「県営上屋2号倉庫」という名称の海運倉庫をリノベーションし、2014年3月にオープンし、2024年の今年めでたく10周年を迎えました。「まちの中のちいさなまち」をテーマに、ホテルやレストラン、バー、カフェ、ベーカリー、ライフスタイルショップ、自転車のプロショップがあります。U2という名前は、県営上屋2号から、「U」と「2」をとって名づけたものです。倉庫の中に尾道の街の小さな建物が立ち並ぶ風景をつくり出すことによって、街との連続性や、尾道らしさをこの場所につくることを大切に考え、地元の方々との協働を通じて商品開発など、さまざまなコンテンツを生み出し、「尾道」「しまなみ」「瀬戸内」のブランディングへと繋げています。ビジュアルは、備後を拠点とする「TEMPO,」によるもの。
onomichi-u2.com
BRUNO/ダイアテック株式会社
京都に本社を構える、自転車の製造・卸会社。スイス人のブルーノ・ダルシー氏と共同開発した小径車「BRUNO」に乗って旅をする編集部「お気に入りの一本道」を連載中。今号は、サイクリストの聖地として知られる「しまなみ海道」を、尾道から生口島へと駆け抜けました。一般の観光客は、尾道港から渡船に乗って最初の島「向島」に行くのが定番ですが、BRUNOならば、新尾道大橋からしまなみ海道へぜひ入りたい。瀬戸内海の島々に引き寄せられるような鉄筋の構造体がめっちゃカッコよく、夏の暑い日にも清々しい風が通り過ぎる。「e-hop」や「e-tool」ならアップダウンも軽快。ちなみに尾道からだと、広島県と愛媛県の境目、生口島と大三島に架かる多々羅大橋まで、およそ3時間ほど(個人差あり)。せっかくなら途中の島々で「いんおこ」をはじめ、瀬戸内の名物を堪能してみては?
www.brunobike.jp
マルニ木工
創業以来、木製洋家具作り一筋に進んできたメーカーであり、それだけに「木」を知り尽くした企業です。その「マルニ木工」が作るべきものとは何か。そこで始めたのが原点回帰の取り組みだといいます。マルニ木工にしか生み得ない「日本から世界に発信する家具」。国際的なデザイン感覚と、日本独自の木に対する美意識、そして精緻なものづくりの技を融合した世界へ発信する家具作りをスタートしました。使い手の生活に溶け込み、100年後も定番として愛される家具を目指し、今日も木と向き合い、ものづくりに励んでいます。表3で登場するのは、深澤直人氏デザインの「HIROSHIMA」です。この広島取材で、「SUPPOSE DESIGN OFFICE」の事務所をはじめ、HIROSHIMAのある場所からは、良質なデザインが生まれてくるものだと実感しています。
www.maruni.com
d design travel HIROSHIMA
特集 d design travel HIROSHIMA
“ヒロシマ”は、未来を創る友情の証し。
今、「ヒロシマ」という言葉には、もはや負の遺産や平和を祈るアピールとしての意味以上に、人々を繋げ、広大な瀬戸内海に浮かぶ島々をも結び、みんなで新しい広島県の未来を創造するための引力が働いている。広島の復興は終わった。僕は、はっきりとそう思う。今の広島県は、友情ともいうべき“共創の暮らし”が育まれ、世界を、希望へと導いている。

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d design travel HIROSHIMA
ディ・デザイントラベル広島
編集長:神藤秀人
発行元:D&DEPARTMENT PROJECT
体 裁:B5判変型 (230mm×175mm) 192ページ フルカラー
販売店:全国の主要書店、ライフスタイルショップ、ミュージアムショップ
全国発売日:2024年10月18日(金)
表紙:『AID#60』手嶋勇気(2022年)
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