明治12年の創業以来、「品質本位」の言葉を基本理念に宇治茶づくりに専念している「堀井七茗園(ほりいしちめいえん)」。お茶を育てる生産者であり、お茶をつくる職人であり、おいしいお茶を私たちに届ける目利きでもある。宇治茶のすべてに携わるからこそ、宇治茶のおいしさ、楽しみ方を真っ当に伝えてくれます。
1/12(日)は、堀井七茗園の茶商・前田真吾さんをお招きし、D&DEPARTMENTオリジナル宇治茶(煎茶、玉露、抹茶)をご紹介しながら、一日限りの試飲会を開催します。また「鏡開き」に合わせて、ぜんざいを提供します。お正月にお供えしていたお餅を、無病息災などを願っていただく行事食です。堀井七茗園のお茶と合わせて、ぜひ味わってください。前田さんとお話をしながら、お茶を囲んで過ごすひとときをお楽しみください。
堀井七茗園
明治12年の創業以来、宇治でも数少ない茶園栽培から製造、加工、販売までを手掛ける茶問屋「堀井七茗園(ほりいしちめいえん)」。
かつて宇治には、「宇治七茗園」と呼ばれる7つの茶園があり、室町時代、三代将軍・足利義満が宇治茶を気に入り、優れた7箇所の茶園を指定したのがはじまりといわれています。しかし、時代の変化によって、7つの茶園はひとつ、またひとつと消えていき、唯一残った「奥ノ山茶園」を堀井七茗園が受け継ぎ、大切に守りつづけています。
堀井七茗園の社名には、今ではなくなってしまった6つの茶園の面影を受け継ぎ、守りながら育てる。そんな思いが込められています。