石川 Classic Ko 蒔絵・螺鈿のアクセサリー

2012年、d47 MUSEUMにて開催された「47 accessories -47都道府県のアクセサリー展-」。石川県の代表として紹介した、漆工芸大下香仙工房「Classic Ko」の蒔絵のアクセサリーを京都店で初めて特集します。

 

Classic Koのアクセサリーで用いられる技法、蒔絵。
蒔絵は、東京・京都・金沢を中心に発展してきた、日本独自の漆工芸の加飾の技術です。漆で文様を描き、乾く前に金や銀などの金属粉を蒔いて定着させ、さらに漆で塗り込み何度も磨き上げることで、繊細で華やかな模様を描きます。石川県加賀市はその伝統的な産地のひとつ。山中漆器で知られ、山中木地挽物といわれる挽物産地でもあるなど、地域全体で漆器産業が育まれてきました。

 

漆工芸大下香仙工房は、1894年(明治27年)創立。以来129年余り、代々蒔絵をつくり伝え、茶器や棗(なつめ)などの制作から始まり、現在は主に蒔絵・螺鈿のジュエリー生産の他、ペンメーカーの蒔絵万年筆などを制作しています。「Classic Ko」は5代目の大下香征さんが、時代を経て受け継がれてきた蒔絵の手技を駆使しながらも、 現代の感性によって継がれる独自のミックス感覚を持った「美しさ」をコンセプトに、2008年に立ち上げたブランドです。

 

会期前半には、蒔絵の技法を体験できるワークショップも開催します。
ピアスやブローチ、ネックレスなど、Classic Koの美意識を纏ってみませんか。

石川 Classic Ko 蒔絵・螺鈿のアクセサリー

日程
2025/1/18(土)~2/4(火)
時間
11:00~18:00(水曜休)※最終日は17:00まで
場所
D&DEPARTMENT KYOTO Map D&DEPARTMENT KYOTO

●お問い合わせ:075-343-3217(京都店SHOP)

関連イベント
蒔絵・螺鈿でつくるアクセサリー ワークショップ
2025年1月18日(土)、19日(日)
工房の5代目「Classic Ko 」のブランドディレクター・大下香征さんに蒔絵・螺鈿の基本の技術を教えていただきながら、自分だけのアクセサリーをつくります。

<開催日>
2025年1月18日(土)
①10:30-12:30 ②15:00-17:00
2025年1月19日(日)
③10:30-12:30

<参加費>
¥15,000(税込)※材料費含む

<定員>
各回4名

申し込みはこちらから
石川 Classic Ko 蒔絵・螺鈿のアクセサリー

Classic Ko / 漆工芸大下香仙株式会社

Classic Koは自然の輝きが美しい白蝶貝やパール・半貴石などの天然素材に、蒔絵や螺鈿・卵殻といった丹念な手仕事によって仕立てられる漆芸の表情を合わせることで生まれる美しいジュエリーを制作しています。モノを通じて素材の魅力を感じる作品は唯一無二の美意識。世代を超えて末永くお楽しみいただけるアイテムを作り続けています。

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石川 Classic Ko 蒔絵・螺鈿のアクセサリー

大下香征

神奈川県出身。本名は正之。グラフィックデザイン、彫刻家を経て、蒔絵師になる。石川県在住。明治27年創業の蒔絵工房「漆工芸大下香仙株式会社」の五代目として、工房ジュエリーブランド「Classic Ko」のデザイン・ディレクションを手がける。蒔絵と螺鈿でアクセサリーを作るワークショップも手がけながら、人と伝統工芸の新しい関係性をカタチにしている。