NIPPONの47 2025 CRAFT TALK 3|その土地を訪れる理由になる、クラフトと出会う日常の場所づくり

「ものづくりの背景」を知って、感じで、自分の暮らしに取り入れたいと願う生活者が増えています。工場や工房を開放する産地のお祭りも各地で生まれ、ファンづくりのみならず雇用創出にも繋がるなど、その土地のものづくりを訪ねる「場づくり」は、さまざまな視点から注目されています。一方で、年に一度の「お祭り」以外の「日常」で繋がりづくりには課題があります。

 

今回のトークでは、その日常とのつながりを「旅」と「クラフト」で生み出す、富山・井波の職人に弟子入りできる宿「Bed and Craft」の山川智嗣さんの活動と、本展の出展者で、京都の漆店「堤淺吉漆店」が取り組む、漆道具専門店と体験スタジオ「Und.」の堤卓也さんをお招きし、「NIPPONの47 2025 CRAFT」展キュレーターの黒江美穂が聞き手となり、それぞれの視点から「ものづくり」と「日常」との接点のつくりかたをお話しいただきます。

NIPPONの47 2025 CRAFT TALK 3|その土地を訪れる理由になる、クラフトと出会う日常の場所づくり

日程
2025/1/19(日)
時間
15:00~16:30(14:50開場)
場所
8/COURT(渋谷ヒカリエ8F) Map 渋谷ヒカリエ
参加費
¥2,200(税込)
定員
50名

●お申込み方法:Web/店頭
●お問い合わせ:03-6427-2301(d47)

山川智嗣|コラレアルチザンジャパン

代表取締役、建築家。富山県生まれ。日本一の木彫刻のまち富山県南砺市井波にて「お抱え職人文化を再興する」をコンセプトに、職人と新たな価値を創造するクリエイティブ集団・コラレアルチザンジャパンを運営。職人に弟子入りできる宿「Bed and Craft」(24年ミシュランキー「セレクテッド」に認定)をプロデュース。24年Forbes Japan により世界を動かす45歳以下のカルチャープレナー(文化起業家)30組に選出。


コラレアルチザンジャパン
堤卓也|堤淺吉漆店

漆精製職人。株式会社堤淺吉漆店代表、パースペクティブ共同代表。明治42年創業の漆屋の4代目。採取された漆樹液から受け継がれてきた伝統工法や、新たに開発した高分散精製工法を駆使し、文化財修復や伝統工芸など現場のニーズに合わせた様々な漆を作りだす。1万年前から日本の風土で使われてきたサステナブルな天然素材「漆」を、次の時代に継承するべきものとして、「SURF×漆」「BMX×漆」「SKATE×漆」など伝統の枠に囚われない漆の可能性と、植栽の輪を広げる活動を進めている。


堤淺吉漆店

NIPPONの47 2025 CRAFT
47の意志にみるこれからのクラフト
会期 2024年11月29日(金)~2025年3月16日(日)
   ※1月1日(水)、2日(木)は休館
時間 12:00~20:00 / 最終入館 19:30
場所 d47 MUSEUM(渋谷ヒカリエ8F)

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