NIPPONの47 2025 CRAFT TALK SHOW

展覧会をさらに深く、さまざまな視点で紐解く、
1日限定の連続トークイベントを開催。

d47 MUSEUM 第35回企画展は「クラフト」をテーマに、時代や暮らしの変化を受け止めながら進化を続け、自身の表現を探究している「意志」あるものづくりを、47都道府県から1つずつご紹介しています。

本企画では、これからの「クラフト」の在り方をみなさんと考える機会として、さまざまな視点から展覧会を紐解きます。技術の継承や後継者の育成、ものづくりと日常を繋ぐ場づくりなど、各地に共通する課題に対して、代表的な出展者の活動を通して、それぞれの課題に取り組む視点を掘り下げ紹介するほか、身近な存在であるプラスチックの循環性を生み出す「意志」ある取り組みから、「クラフト」にも共通する、私たちの暮らしにおける「循環と継続」に必要なことは何かを考えます。

47都道府県の出展者に共通することは、地域や伝統を背負っていくという、肩肘を張った様子ではなく、自身の土地で、自身の表現をとことん探求する姿勢です。展覧会出展者による座談会では、独自の表現がつくり出される背景について、つくり手自らの言葉で語っていただきます。47の「意志」あるものづくりの実例を通して、日本の「クラフト」の今を学び、未来を考える場に、ぜひみなさんもご参加ください。

NIPPONの47 2025 CRAFT TALK SHOW

日程
2025/1/19(日)
時間
11:30~19:00(11:00開場)
場所
8/COURT(渋谷ヒカリエ8F) Map 渋谷ヒカリエ
定員
各回50名

●お申込み方法:Web/店頭
●お問い合わせ:03-6427-2301(d47)

TALK 1|11:30~13:00
変遷から紐解く、これからのクラフト
ゲスト:日野明子(スタジオ木瓜)、高木崇雄(工藝風向)
聞き手:黒江美穂(D&DEPARTMENT ディレクター)
定 員:50名 参加費:2,200円(税込)
申し込みはこちらから
TALK 2|13:15~14:45
つくり手の「つづく」を考える、
後継者育成の仕組みのデザイン
ゲスト:田山貴紘(タヤマスタジオ)、鷲巣恭一郎(お茶染めWashizu.)
聞き手:黒江美穂(D&DEPARTMENT ディレクター)
定 員:50名 参加費:2,200円(税込)
申し込みはこちらから
TALK 3|15:00~16:30
その土地を訪れる理由になる、
クラフトと出会う、日常の場所づくり
ゲスト:山川智嗣(コラレアルチザンジャパン)、堤卓也(堤淺吉漆店)
聞き手:黒江美穂(D&DEPARTMENT ディレクター)
定 員:50名 参加費:2,200円(税込)
申し込みはこちらから
TALK 4|16:45~17:45
身近な存在であるプラスチックにみる、
意志のあるものづくり
ゲスト:松永有理(三井化学株式会社 グリーンケミカル事業推進室)
聞き手:黒江美穂(D&DEPARTMENT ディレクター)
定 員:50名 参加費:無料【事前予約制】
申し込みはこちらから
TALK 5|18:00~19:00
NIPPONの47 2025 CRAFT 出展者座談会
ゲスト:NIPPONの47 2025 CRAFT 出展者
登壇:黒江美穂(D&DEPARTMENT ディレクター)、古谷阿土(d47 MUSEUM事務局)
定員:50名 参加費:無料【事前予約制】
申し込みはこちらから
TALK 1・TALK 2・TALK 3・TALK 4・出展者座談会 すべて参加
通し券【限定15席】
参加費:5,500円(税込)
下記すべてに参加できます。
・TALK 1|変遷から紐解く、これからのクラフト
・TALK 2|つくり手の「つづく」を考える、後継者育成の仕組みのデザイン
・TALK 3|その土地を訪れる理由になる、クラフトと出会う、日常の場所づくり
・TALK 4|身近な存在であるプラスチックにみる、意志のあるものづくり
・TALK 5|出展者座談会
申し込みはこちらから
TALK 1・TALK 2・TALK 3・TALK 4・出展者座談会 すべて参加+書籍
展覧会公式書籍付き 通し券
参加費:9,680円(税込)
下記すべてに参加できます。
・TALK 1|変遷から紐解く、これからのクラフト
・TALK 2|つくり手の「つづく」を考える、後継者育成の仕組みのデザイン
・TALK 3|その土地を訪れる理由になる、クラフトと出会う、日常の場所づくり
・TALK 4|身近な存在であるプラスチックにみる、意志のあるものづくり
・TALK 5|出展者座談会

展覧会公式書籍(4,180円)がセットになっています。
申し込みはこちらから
日野明子|スタジオ木瓜

1967年神奈川県生まれ。共立女子大学時、工業デザイナーの秋岡芳夫先生の授業を受け、手仕事の面白さに目覚める。小さな商社に入社し、北欧デザインと日本の食器などの営業を7年。 1999年に独立。その後はひとりで問屋業、展覧会企画、雑誌編集協力、地場産業アドバイザー、大学講師など、『つくる人』『つくる現場』『もの』と『使う現場』の間に立ち、面白そうなことには、いろいろ顔を突っ込んでいる。 著書に「うつわの手帖(1・2)」ラトルズ発行 「台所道具を一生モノにする手入れ術」誠文堂新光社


連載:住む、AXIS web magazine
高木崇雄|工藝風向

「工藝風向」店主。1974年高知生まれ、福岡育ち。京都大学卒業後、会社員生活を経て2004年、福岡市内に工藝店「工藝風向」を開店する。同時期にまた、九州大学大学院にて、柳宗悦と民藝運動を対象に近代工藝史を研究。日本民藝協会常任理事、機関誌「民藝」編集長、福岡民藝協会会長。著書に「わかりやすい民藝」、共著に「工芸批評」など。


工藝風向
田山貴紘|タヤマスタジオ

1983年生まれ、岩手県盛岡市出身。東日本大震災を機に東京からUターン。2013年南部鉄器職人として田山和康に師事、同年タヤマスタジオ株式会社を設立。2017年、丁寧を育む鉄瓶ブランド「kanakeno」をリリースし、国内外への南部鉄瓶の販売、南部鉄瓶のアップデートに取り組む。同ブランドでは市民と学ぶ講座「てつびんの学校」、新しい鉄瓶ショールーム「engawa」、持続可能な若手職人育成の仕組み「あかいりんごプロジェクト」などを実施。


kanakeno
鷲巣恭一郎|お茶染めWashizu.

1979年静岡市生まれ。静岡の基幹産業である「お茶」の製造工程で廃棄される部分を使った「お茶染め」の研究を始め、お茶染め文化創出のために活動中。
・鷲巣染物店 5代目
・静岡市染色組合「駿河和染」 理事
・静岡デザイン専門学校 非常勤講師
・静岡県工芸家協会 会員
・駿府の工房 匠宿 染工房 工房長


お茶染めWashizu.
山川智嗣|コラレアルチザンジャパン

代表取締役、建築家。富山県生まれ。日本一の木彫刻のまち富山県南砺市井波にて「お抱え職人文化を再興する」をコンセプトに、職人と新たな価値を創造するクリエイティブ集団・コラレアルチザンジャパンを運営。職人に弟子入りできる宿「Bed and Craft」(24年ミシュランキー「セレクテッド」に認定)をプロデュース。24年Forbes Japan により世界を動かす45歳以下のカルチャープレナー(文化起業家)30組に選出。


コラレアルチザンジャパン
堤卓也|堤淺吉漆店

漆精製職人。株式会社堤淺吉漆店代表、パースペクティブ共同代表。明治42年創業の漆屋の4代目。採取された漆樹液から受け継がれてきた伝統工法や、新たに開発した高分散精製工法を駆使し、文化財修復や伝統工芸など現場のニーズに合わせた様々な漆を作りだす。1万年前から日本の風土で使われてきたサステナブルな天然素材「漆」を、次の時代に継承するべきものとして、「SURF×漆」「BMX×漆」「SKATE×漆」など伝統の枠に囚われない漆の可能性と、植栽の輪を広げる活動を進めている。


堤浅吉漆店
松永有理|三井化学株式会社 グリーンケミカル事業推進室

2002年三井化学入社後、プラスチック素材の営業・マーケティング、広報、ESG推進室を経て、2023年6月より現職。「BePLAYER?」、「RePLAYER?」といったバイオマス・リサイクル素材のブランディング・マーケティングに従事。また、2015年には組織横断的オープンラボラトリー「そざいの魅力ラボ(MOLp?)」を立ち上げ、B2B企業における新しいブランディング・PRの形を実践している。PRSJ認定PRプランナー。MOLp?の活動を通して2018年グッドデザイン賞ベスト100、2018トレたま年間大賞(テレビ東京WBS)、Japan Branding Awards2021「Rising Stars」賞受賞。


→ 三井化学株式会社 BePLAYER? & RePLAYER?

NIPPONの47 2025 CRAFT
47の意志にみるこれからのクラフト
会期 2024年11月29日(金)~2025年3月16日(日)
   ※1月1日(水)、2日(木)は休館
時間 12:00~20:00 / 最終入館 19:30
場所 d47 MUSEUM(渋谷ヒカリエ8F)

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