福岡 宮田織物のわた入れはんてん

1913年、久留米絣の織元として福岡県筑後市で創業した宮田織物。1958年に反物幅で織られる久留米絣の生産を止め、洋服用の広幅織機へ転換し、近年になるとデザイン・織り・製造・縫製にいたるまで自社での一貫生産を行うように変わっていきました。
宮田織物の代表的な商品である「わた入れはんてん」は、1965年から生産を開始。最盛期には年間50万枚ものはんてんを全国に出荷、日本一の品質と生産数を誇っていました。ふんわりとした温かさに包まれるわた入れはんてんは、一枚一枚丁寧に手とじで縫い合わせています。今回は、50年以上つくり続ける「わた入れはんてん」を中心に、冬の生活をより豊かにしてくれる商品をご紹介します。昔ながらのものから、現代の生活に合わせた型のもの、中わたの違い、こだわりの生地など多種多様なはんてんからお気に入りを見つけてください。
数量限定で宮田織物がつくる「HANTEN LIFESTOCK」も合わせてご紹介!

福岡 宮田織物のわた入れはんてん

日程
2024/11/1(金)~12/1(日)
時間
12:00~20:00
場所
d47 design travel store(渋谷ヒカリエ8F d47 MUSEUM内) Map d47 MUSEUM

●お問い合わせ:03-6427-2301(d47)

*11/28(木)展示入れ替えのため休業

一針一針手とじで仕上げる半纏 宮田織物
心地よい温かさを生む、わたづくり
天然のわたは、人間の体温を循環させてくれます。空気をたっぷり含んで温かなうえ、汗をかいたときは蒸気を逃がしてくれるため、1日中快適に過ごせます。シート状のわたを重ねて、手作業で詰めているため、長年着てもわた切れや偏りがおきにくいです。
わた入れ「いちにいさん。」
二人一組で、声は出さずとも絶妙なコンビネーションで、リズミカルに半纏にわたをいれていきます。手作業だからこそ背中や裾などのすみずみまでわたを丁寧に入れることができます。
一針一針、手とじ
宮田織物の半纏は部位によって、一つ一つを手作業で綴じることを徹底しています。はんてんの各部位に必要な強度に応じて針目の幅を変えたり、襟周りをふっくらと仕上げることができるのは、手綴じの作業ならでは。すべては、着心地に差が出ます。
福岡 宮田織物のわた入れはんてん

大正2年に創業し、久留米絣の生産から始まり昭和40年からわた入れはんてんの生産を開始。最盛期には年間50万枚のはんてんを全国に出荷。日本一の品質と生産数を誇った。今でも生地の糸選びから、混紡綿のブレンド割合、品質にこだわったものづくりを続けている。