NIPPON UMAMI TOURISM 出展者公開座談会

d47 MUSEUMで開催中の企画展「NIPPON UMAMI TOURISM 植生と文化をまるごと味わう風土に還るうまみのデザイン」。その集大成として開催する「NIPPON UMAMI TOURISMのつづくをたべる会」では、各都道府県の郷土料理を伝える出展者の皆さんからお話を伺い、各地の風土や文化に思いを馳せ、みんなで郷土料理をいただきます。

 

本イベントは、「つづくをたべる会」にもご参加いただく展覧会の出展者の皆さんと「地域の食文化を守り伝える」をテーマに座談会を行います。郷土料理の次世代の担い手や資源の保護、売り方や伝え方など、さまざまな角度からお話を伺い、掘り下げていきます。

 

「NIPPON UMAMI TOURISM」でご紹介している出展者の皆さまは、郷土料理をつくる人、販売する人、その価値を伝える人など、立場や方法は違えど、その土地の食文化を守り伝える最前線に立ち活動しています。

例えば、栃木の郷土料理・しもつかれの魅力を伝える団体「しもつかれJAPAN」は、しもつかれの精神性を音楽やアパレルなどの表現に発展させ、主催イベントの「しもつかれうぃーく」では7日間で91ものコンテンツを実施しています。東京の郷土料理・佃煮の老舗「つくしん」は、佃島で昔ながらの道具と製法にこだわりつつも、現代の家庭料理の味付けに合わせマイルドに味を変えて提供しています。

 

そんな出展者の皆さんのお話しから郷土料理の「今」を知り、これからも長くつづいていくためにはどのような取り組みが必要なのか、考えるきっかけになればと思います。

 

登壇者 : しもつかれブランド会議(栃木)/つくだ煮処つくしん(東京)/茶寮杣径(石川)/合資会社八丁味噌・カクキュー(愛知)/宍道湖漁業協同組合(島根)

※登壇者は変更になる場合がございます。

NIPPON UMAMI TOURISM 出展者公開座談会

日程
2024/9/8(日)
時間
17:30 ~ 18:45(開場 17:15)
場所
8/COURT(渋谷ヒカリエ8F) Map 8/COURT
参加費
無料 ※事前申し込み制
定員
観覧席 30名

●お申込み方法:Web/店頭
●お問い合わせ:03-6427-2301(d47 MUSEUM)

・座談会はどなたでも観覧いただけます。
・開催時間中の入退場は自由です。
・当日もご参加いただけますが、事前申し込みにて定員に達した場合は、立ち見となる場合がございます。

座談会登壇者プロフィール
しもつかれブランド会議 (栃木)
料理だけではなく、精神的価値をアパレルや音楽などの表現に発展させ「しもつかれ」の魅力を伝え、新たなファンコミュニティをつくる有志団体。代表の青栁徹さんを中心に2018年より「しもつかれうぃーく」を始め、2024年の開催では7日間で91ものコンテンツを実施。こうあるべきと決めつけず、文化のアップデートを目指し柔軟な発想で活動する。

ホームページ
茶寮 杣径 (石川)
縄文時代から人の営みがある奥能登で、輪島塗の塗師・赤木明登さんと料理人の北崎裕さんが主催する「茶寮 杣径」。海に囲まれ、内陸部は丘陵が連なる能登は、海と山の食材に恵まれ、昔からの生きる知恵が育まれている。地域の人との信頼関係を大切に、空間、器、食などで奥能登の魅力を存分に感じられるおもてなしを貫く。

ホームページ
宍道湖漁業協同組合 (島根)
島根県東部に位置する宍道湖は、淡水と塩水が混じり合う汽水湖で川と海の魚、汽水特有の魚が混在する豊かな漁業地。中でも、しじみ生産量は日本一で、「宍道湖漁協」では、現在260名のしじみ漁師が在籍。宍道湖の環境を守り、その豊かな恵みを後世に残すため、捕獲量の制限や休漁日には湖底清掃作業、水草除去作業をするなど、環境保全や生態系維持にも取り組んでいる。

ホームページ
登壇者情報は随時更新中!
NIPPON UMAMI TOURISM 植生と文化をまるごと味わう 風土に還るうまみのデザイン
東京・渋谷のd47 MUSEUMで開催される「LONG LIFE DESIGN」展。第三回目となる今回は「うまみ」をキーワードに、47都道府県の郷土料理と、その文化を伝える活動から、食のLONG LIFE DESIGNを考えます。日本を発祥とし、今や世界共通語となっている「UMAMI」を、味覚としてのうまみを指すだけではなく、それが生まれた背景も含めて語られるべきものととらえ、その土地で生きる知恵として受け継がれてきた、それぞれの風土に繋がる47の「うまみ」を通して、各地の食の風景を感じていただく企画展です。

イベント詳細はコチラ