靴下産業のもののまわり

糸の可能性を考える、saredoのものづくり

国産靴下の一大産地となった奈良県で、1948年から糸の卸業を営む「萱澤(かやざわ)商店」のオリジナルブランド「saredo-されど-」は国内の紡績工場で糸をつくる工程で出る落ちわたを100%使用しています。環境配慮だけではない見た目と使い心地にこだわられた暮らしの道具を提案しています。

 

今回の特集では、落ちわたから作られた糸と靴下を中心にsaredoのものづくりをご紹介。「たかが靴下、されど靴下」。選択肢が多様な現代において、一目には善し悪しの見えない靴下の品質にこだわることで気づかされる豊かさがあります。

 

阿久比店としては、初めての開催。この機会に、長く履きつづけられるsaredoのものづくりや使い方に触れ、靴下をはじめとする生活の道具をどう選んでいくか、みなさんと一緒に考える機会になれば幸いです。

 

靴下産業のもののまわり

日程
2024/9/5(木)~10/7(月)
時間
11:00~18:00 火・水曜定休
場所
d news aichi agui Map 愛知県知多郡阿久比町大字矢高五反田37-2

●お問い合わせ:0569-84-9933(d news aichi agui)11:00~18:00 火・水曜定休

奈良県「靴下産業もののまわり saredoの糸と靴下」関連イベント
saredoのダーニングワークショップ
2024年10月6日(日)11:00~13:00


saredoより萱澤良子さんをお招きし、お客様にお持ちいただいた衣服の穴の空いた部分を、saredoの糸を使って補修をします。穴が空いていない衣類でも、リメイクするようなイメージでワンポイント糸を差し込んでいただいても大丈夫です。ダーニング用の糸はsaredoの様々な種類の糸の中から衣類に合うカラーや風合いのものをお選びいただけます。すでにご愛用のsaredo商品があれば、お持ち込みも歓迎です。糸の選び方のポイントや、こだわりなどのお話を聞きつつ、じっくりダーニングに取り組むワークショップです。
申し込みはこちらから
靴下産業のもののまわり

株式会社萱澤商店/saredo

萱澤商店は、1948年に奈良県大和高田市で創業した糸の卸会社。代表取締役を務める萱澤有淳さんが企画・開発を担当し、奥様の良子さんがデザイナーとして携わるブランド「saredo」を2014年に立ち上げ。定番商品のリサイクルコットン糸は、国内の紡績工場で糸をつくる工程で出た「落ちわた」を100%使用し、独自の紡績方法で紡がれています。

→saredo