【全2回連続講座】ポケット麹を作ってみよう

d47 MUSEUMにて開催中の企画展「NIPPON UMAMI TOURISM」の関連企画として、「発酵」をテーマに、麹文化研究家のなかじさんをお招きし、麹づくりのワークショップを開催します。(全2回連続講座)

 

今回つくるのは、ポケットに入れて体温で温めて麹菌を育てる「ポケット麹」。麹が作れると、その次には甘酒、味噌、醤油、いろいろな発酵調味料を自分の手で作る楽しみが広がります。

日本の文化である「発酵」の文化を次世代につなぎたいと、これまで専門家の領域であった麹の技術を、家庭の台所で気軽に作れるようにアップデートし、麹づくりと発酵文化を伝える活動を行う、麹文化研究家のなかじさんから「ポケット麹」を通して、暮らしの中の「発酵」の魅力を教えていただきます。生活の一部としての麹づくり体験を通じて、「発酵」の奥深い魅力に触れ、その世界に飛び込んでみましょう。
 
※全2回連続講座のため、両日または第1回にご参加可能な場合にお申し込みください。(第2回のみの参加は不可/第2回の講座はオンラインでも参加可能)

【全2回連続講座】ポケット麹を作ってみよう

日程
第1回:8/23(金) 第2回:8/25(日)【全2回連続講座】
時間
両日とも 9:00~11:00
場所
d47食堂(渋谷ヒカリエ 8F) Map d47食堂
参加費
¥4,000(税込)※なかじさんの麹レシピ付き
定員
9組 ※小学生以下の親子対象(大人のみの参加可)

●お申込み方法:WEB決済のみ
●お問い合わせ:03-6427-2303(d47食堂)

※親子対象のワークショップとなりますが、大人の方のみでもご参加いただけます。(参加費:おひとり ¥4,000)
※全2回連続講座のため、両日または第1回にご参加可能な場合のみお申し込みください。(第2回のみの参加は不可/第2回の講座はオンラインでも参加可能)
※お客様都合によるお申し込み後のキャンセルおよび返金はお受けしておりませんので、予めご了承ください。

【当日の持ち物】
・エプロン
・手拭きタオル、ハンカチ、手拭いなど
※髪の長い方は、ヘアゴムやヘアクリップなどをお持ちください。
※調理器具や食材はこちらでご用意いたします。

ポケット麹とは?
ビニール袋などに入れた麹をポケットに入れて自分の体温で麹菌を育て、米麹をつくります。 麹菌が育つ最適な温度は30~36℃程度で、平均35~37℃という人の体温は麹にとっても適温。ポケットの中で3日間かけて麹を育ててみましょう!できあがった米麹をつかって、甘酒にしたり、塩麹や、醤油麹にしたりして、自分で育てた麹を味わう楽しみもありますよ。

※写真はイメージです。
【講座内容】
第1回:座学+種麹を蒸米にまぜこんで「ポケット麹」の素をつくります
第2回:温めてきた「ポケット麹」の仕上がり観察と試食、麹をつかったレシピを教えていただきます
〈第1回〉8月23日(金)
麹とは?発酵とは?という、麹づくり入門の基礎を学び、その後に実際に「ポケット麹」を仕込んでいきます。お家に持ち帰り、これから3日間、肌身離さず体温であたためて麹を育てます。
【持ち物】
・エプロン
・手拭きタオル、ハンカチ、手拭いなど
〈第2回〉8月25日(日)
麹を温めた3日間に感じたことなどを発表していただいた後、それぞれの「ポケット麹」を観察・試食してみましょう。自分で育てたマイ麹をつかったレシピも教えていただきます。
【持ち物】
・エプロン
・手拭きタオル、ハンカチ、手拭いなど
・麹を持ち帰る容器(容量100~150mlくらいのジャム瓶などの密閉容器)
※第2回の講座はオンラインでも参加可能です。第1回のご参加の際に、第2回講座の参加用URLをお知らせします。

【オンライン受講に必要なもの】
・パソコンまたはスマートフォン、タブレットなど
・ビデオ会議ツール Zoom(ズーム)を使用します

ぜひ、なかじさんからのアドバイスを元に、自宅で気軽にできる麹づくりを続けてみてください。お子様には、夏休みの自由研究にもぴったりですよ!
d47 MUSEUM「NIPPON UMAMI TOURISM」関連企画
d47 MUSEUM第34回企画展「NIPPON UMAMI TOURISM」は「うまみ」をキーワードに、47都道府県の郷土料理と、その保存会や農家などのつくり手、老舗の飲食店まで、食文化を伝える活動を合わせてご紹介することで、日本各地の食の風景を感じていただく展覧会です。そんな展覧会をさらに深く、さまざまな視点で紐解くイベントを開催いたします。

NIPPON UMAMI TOURISM TALKイベント一覧

【終了しました】○DAY1 6/15(土)「風土を伝えるメディアの役割とこれから」
【終了しました】○DAY2 7/5(金)「海藻食文化日本」
○DAY3 8/25(日)発酵でつながる、自然と文化
○DAY4 9/8(日)郷土料理を道具から考える
登壇者プロフィール
講師|なかじ/南 智征(みなみ・ともゆき)
麹文化研究家・株式会社麹の学校代表。麹文化研究者・元蔵人。1979年大分県生まれ。京都芸術短期大学陶芸科卒。バックパッカーとして海外を放浪後、料理家中島デコに師事し、料理と農業を学ぶ。その後、千葉県自然酒造り酒屋寺田本家にて8年間勤務・蔵人頭として酒造りに関わり伝統的醸造技術・麹技術を研鑽し、独立。2016年から「麹の学校」活動開始。2018年にヨーロッパ8カ国10都市、2019年に北米6都市KOJIツアー。2020年、日本初・日英併記の麹作りの本「麹本~koji for life~」出版(農文協)。麹作りと発酵文化を伝える活動を行う。

HP 麹の学校
NIPPON UMAMI TOURISM
東京・渋谷のd47 MUSEUMで開催される「LONG LIFE DESIGN」展。第三回目となる今回は「うまみ」をキーワードに、47都道府県の郷土料理と、その文化を伝える活動から、食のLONG LIFE DESIGNを考えます。日本を発祥とし、今や世界共通語となっている「UMAMI」を、味覚としてのうまみを指すだけではなく、それが生まれた背景も含めて語られるべきものととらえ、その土地で生きる知恵として受け継がれてきた、それぞれの風土に繋がる47の「うまみ」を通して、各地の食の風景を感じていただく企画展です。

会期:2024/4/26(金)~9/15(日)
会場:d47 MUSEUM(渋谷ヒカリエ8F)
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