京都 祇園ない藤のJOJO Naitou

田下駄をルーツにした日本のビーチサンダル

京都・祇園で140年以上の歴史を持つ老舗草履店「祇園 ない藤」が提案する、日本のビーチサンダル「JOJO Naitou」。 「その土地の風土から出たものが、その国の人にもっとも適している」という考えから2013年に生まれました。日本の田下駄をルーツに、人間が本来、使うべき足指で歩くことをうながす機能はそのままに、現代の暮らしに合わせてつくられた新たな履物です。

 

本企画展では、JOJO Naitouの鼻緒で使われている生地や、アイデアの着想となった素材を用いてJOJO Naitouを紐解きます。 プロダクトの理解を深め、つくり手であるない藤がずっと変わらずに大切にしてきた、日本人の文化や履物に対する考えを知り、直しながら長く使いつづける。そういった「消費ではないファッション」のあり方に思いを寄せる機会になれば幸いです。

京都 祇園ない藤のJOJO Naitou

日程
2024/06/28(金)~2024/07/30(火)
時間
12:00 ~ 18:00
場所
D&DEPARTMENT TOKYO Map D&DEPARTMENT TOKYO

●お問い合わせ:03-5752-0120(東京店)

12:00~18:00 水・木 定休日

「京都 祇園ない藤のJOJO Naitou」関連企画
職商人講座~長く使いつづける履物とおあつらえ~
2024年7月27日(土)・28日(日)開催


京都・祇園で140年以上の歴史を持つ老舗はきもの匠「祇園 ない藤」の五代目・内藤誠治さんによって、日本古来の履物文化と機能性を由来としながら、今の時代に寄り添うデザインと素材を集めて作られた日本のサンダル「JOJO Naitou」。今年も、7月27日(土)・28日(日)の二日間限定で、内藤誠治さんをD&DEPARTMENT TOKYOにお招きし、職商人(しょくあきんど)講座を開催。 
 第一部では、ずっと変わらずに大切にしてきた、日本人の文化や履物の本質を、つくり手である、ない藤の当主からからお話しいただきます。第二部ではご自身の足の形や、暮らし方に寄り添った色味・素材・サイズを選び、構造を知りながら組み上げます。
 ファッションであり、道具でもあるJOJO Naitouをより深く知り、感じ、自分だけの一足を当日お持ち帰りいただけます。今回の職商人講座では、すでにJOJO Naitouがお使いの方の修理・パーツ交換でもご参加いただけます。

→詳細・お申込はこちら
D&DEPARTMENT限定 
JOJO Naitou LIFESTOCK
D&DEPARTMENTでは「LIFESTOCK PROJECT」により生まれた、限定のJOJO LIFESTOCKもご案内しています。古くから鼻緒の生地として使われていたのが、肌触りのよい別珍生地。そこで、国内の生地産地に残る別珍の生地見本をセレクトし、 D&DEPARTMENT限定のJOJO Naitouをつくりました。
4つのパーツで構成された
長く使えるサンダル
JOJO Naitouは花緒、前ツボ、インソール、アウトソールの4つのパーツでできていて、組み合わせを楽しむとともに、それぞれを交換・修理できるようにつくられています。
使い込むほどに足の形になじみ、自分だけのJOJO Naitouになっていきます。革靴などと同じように、ケアしながら一生ものとして付き合えるサンダルです。
企画展限定JOJO Naitouのセレクト
JOJO Naitouの誕生から変わらず愛されてきたシンプルなCLASSICSシリーズだけでなく、身のまわりの身近な素材から着想を得た、キャッチーなJOJO Naitouも並びます。JOJO Naitouのプロダクトの世界観の奥行きや、つくり手である「ない藤の感性」を存分に感じていただける機会です。
京都 祇園ない藤のJOJO Naitou

祇園ない藤

「ない藤」は京都で100年を越えて履物を作りつづける「用の美」伝承によるモノ作りの老舗です。履物は風土の培われた暮らし、生活様式から生まれた道具で、衣装の従者ではありません。「ない藤」はそのような履物の本質を理解し、使い手を主人公とした"席"に"時"に寄り添い、見目麗しく、使いやすい、そして修理可能な履物を作り続けております。見た目の美しさだけにとどまらず、その日の目的や格調を表す意味を含んだ特別な一足を、入念な下ごしらえと丁寧な仕事で一人ひとりのお客さまの歩き方や足の特徴に添うように仕上げてまいります。(5代目 内藤 誠治)