2024年6月、D&DEPARTMENT福島店は1周年を迎えます。
今回、1周年を記念して、福島県南相馬市にあるクラフトサケブルワリー・haccobaと福島店のオリジナルのお酒をつくりました。2024年6月9日(日)には、D&DEPARTMENTの食のディレクターである相馬夕輝とhaccobaの代表である佐藤太亮さんをお招きしトークイベントを開催いたします!
D&DEPARTMENTでは、「ロングライフデザイン」をテーマに活動しており、プロダクトだけでなく「食」に関しても環境や地域、社会や文化を学びながら「食のつづく」を考え続け活動しています。その活動の場「d47食堂」では日本各地の食文化を編集し、各地の郷土料理を定食としてお客様にご提供しています。今回のゲスト相馬夕輝は「d47食堂」を立ち上げ、食のディレクターとして全国を旅し、取材し郷土料理の可能性をまとめた一冊『つづくを食べる食堂』を発刊しました。
食堂だけでなくD&DEPARTMENTでは各地の店舗で、地元の生産者さんと一緒にオリジナルの商品、食品やお酒をつくっています。そんな中、今回が福島店では初となる、オリジナルのお酒の誕生です!ゲストのhaccoba代表である佐藤太亮さんは、かつての自由な酒づくりこそが発酵文化の源流であると捉え、ジャンルを超えた酒づくりを追求し、クラフトサケをつくられています。そんな酒づくりのスタイルはさまざまで、現代のクラフトビールの醸造スタイルを取り入れたお酒、地元の農家さんたちのお米を使って仕込むお酒や、自由研究のようにアートやファッションなど多様なカルチャーを取り入れたお酒など、どれもすぐに売り切れてしまうほどにたくさんの熱いファンがいらっしゃいます。今回の福島店のオリジナルのお酒では、只見町で米焼酎をつくる合同会社ねっかのお米を使い、飯館村のホーリーバジルなどをメインに仕込むフレッシュなお酒に仕上げました。広大な福島の土地、南会津という奥地から海側である飯舘村(端っこから端っこ)の素材で仕込むお酒で、福島を存分に味わってみてください。
当日は、振る舞い酒としてhaccobaの定番である「はなうたホップス」と販売前である福島店オリジナルのお酒を限定で皆さんにたのしんでいただけます。
1周年というこの機会にぜひ、福島の酒づくり、郷土料理、そして「食」のこれからの可能性を感じていただければと思います。