天童木工のもののまわり-床座の暮らしから生まれた低座イス-

日本ならではの暮らしから生まれた、彫刻のように美しい椅子

1940年、山形県天童市で創業した「天童木工」。
成形合板の技術を日本で初めて家具に応用した家具メーカーとして、無垢材では表現できなかった美しい3次元曲線を実現。デザイナーのアイデアと熟練の職人技が生んだ自由な造形の家具は、時代を越えて愛されつづけています。

 

D&DEPARTMENT KYOTOに併設した「d食堂 京都」では、2014年の開業時から、天童木工の「低座イス」32脚を使用。開業より導入し、10年目を迎える今では、食堂の風景として象徴的な存在になりました。「和室でも違和感なく置けて、くつろげる椅子を。」という要望から1960年に生まれた低座イスは、広い背面と座面が身体を支え、特徴的なソリ型の脚は床面を傷つけにくい構造。床座の暮らしが根付く日本だからこそ生まれた形ながら、現代の生活空間にも馴染む、まさにロングライフデザインな椅子です。

 

本展では、低座イスを中心に、天童木工の原点でもある成形合板の技術を掘り下げます。細部まで行き届いた天童木工の真摯なものづくりの姿勢、そして低座イスが長く支持される理由を紐解き、床に近い暮らしで得られる心地よさを体感していただければと思います。

 

天童木工のもののまわり-床座の暮らしから生まれた低座イス-

日程
2024/5/10(金)~6/17(月)
時間
11:00~18:00(水曜定休 )※最終日は17:00まで
場所
D&DEPARTMENT KYOTO Map D&DEPARTMENT KYOTO

●お問い合わせ:075-343-3217(京都店)

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低座イスの無料レンタル
ご購入前に、ご自宅で座り心地やサイズ感などをお試しいただけます。実際の生活空間でのイメージを膨らませるのにご活用ください。

レンタル期間:受付日より10日間(配送対応不可)
条件:アンケートのご協力と使用写真のご提供
貸出台数:一組につき一脚

※貸出可能台数は一脚のみです。ご利用中の方がいらっしゃる場合は、お貸出しができません。
※レンタル利用は、ご利用者様ご本人のみに限ります。
その他詳しい内容はスタッフまでお問い合わせください。
天童木工のもののまわり-床座の暮らしから生まれた低座イス-

天童木工

1940年、山形県天童市に、近郊の大工や建具などの職人が集まった「天童木工家具建具工業組合」として創業。薄くスライスした木板を重ね合わせ、さまざまな形を作り出す「成形合板」の技術を日本で初めて取り入れた家具メーカー。柳宗理や剣持勇といった、日本を代表するデザイナーや建築家とともに、名作と言われる数々の家具を生み出している。

天童木工