大阪　にじゆらの注染手ぬぐい

株式会社ナカニは、1996年創業の大阪府堺市にある注染工場です。手ぬぐいと浴衣の染色加工を中心として行い、2008年に注染手ぬぐい専門ブランド「にじゆら」を設立しました。

注染とは、防染糊を置いた反物をじゃばら状に折り重ね、その上から染料を注ぐことで一度に何枚もの手ぬぐいを染めていく技法です。「にじゆら」の手ぬぐいは、注染の技法を受け継ぎ、染料の注ぎ方で生まれる「にじみ」や「ぼかし」といった注染ならではの表現を楽しめるデザインです。日常的に手ぬぐいを使ってもらいたいという思いも込め、現代のクリエイターと共に、今の時代にあった手ぬぐいを提案しています。

「にじゆら」の手ぬぐいの特徴でもある、色鮮やかで色のグラデーションが美しい、デザインは拭いたり、インテリアとして飾ったりと様々な使い方が楽しめます。裏表のない注染の手ぬぐいは、スカーフとしても重宝します。催事では、100種類以上の手ぬぐいが店頭に並びますので、是非ご覧ください。

8月31日（土）、9月1日（日）はナカニ会長の中尾雄二さんを講師としてお招きし、実際に注染を体験できるワークショップを行います。注染の染め台を使い、1m四方の風呂敷サイズの布をお好きな柄に染めていきます。完成した布は、風呂敷としてはもちろん、バックにしたり、ストールにしたり、さまざまにお使いいただけるサイズです。ワークショップの申し込み方法は、後日お知らせ致します。