儀間朝龍 + rubodan

「SIMPLE PEPAR MADE シンプル ぺーパー メイド」製法を考案し廃棄されるはずだったダンボールの絵柄やデザインを活用したステーショナリーを展開している「rubodan」。

その制作は沖縄県内数カ所の自立支援センターで行われ、ゴミを減らすだけでなく新しい雇用を生み出しています。 「rubodan」の代表であり、アーティストである儀間朝龍さんは、見慣れたダンボールの背景に見え隠れする「流通」「消費」「ゴミ問題」に対して、制作時の端切れを使って ポップアートとして表現する創作活動「 POP COLLAGE」をはじめ、 2023年より「＋rubodan」 という新しいブランドを立ち上げ、ステーショナリーの枠を超えた新たなプロダクトの制作にも取り組んでいます。

今回の企画展では、沖縄店があるショッピングモール「 PLAZA HOUSE」で廃棄されるダンボールを使った新しいノートを制作します。流通、消費からの再資源活用が儀間さんの手にかかり、ポップな作品となって実現します。また沖縄には昔からさまざまなファストフードが存在していてその今昔をテーマにした 「POP COLLAGE」作品と、「＋rubodan」シリーズとして初の展示を行います。 作品を通して、消費や環境問題などを表現する儀間さんの世界観と、廃棄物を再構築して蘇らせる「 rubodan」のアイディアをご覧下さい。