d SCHOOL わかりやすいプラスチック

開催レポート｜8/ webサイトで公開中！→ 読む

長く続く「もの」や「こと」をわかりやすく学ぶ勉強会「d SCHOOL」。これまでに工芸や食文化をはじめ、オーケストラや能など、知っているようでその本質は意外に知らない、様々なテーマで開催しています。

今回は、2021年より取り組んでいるプロジェクト「Long Life Plastic Project」に関連して「プラスチック」をテーマに開催します。100年以上にわたり化学素材の変革に向き合い続けてきた三井化学株式会社の松永有理さんをお招きし、ナガオカケンメイが聞き手となり、「Long Life Plastic Project」のプラマグ開発秘話や最新の活動もご紹介しながら、プラスチックと環境のこと、これからのプラスチックとの向き合い方についてお話を伺います。

ロングライフデザインを様々な角度から検証、提案してきた私たちD&DEPARTMENTは、地球環境、生態系に多大な負荷を与えている「プラスチック」について改めて注目し、2021年12月より、プラスチックを一生モノと考えてみるブランディングプロジェクト「Long Life Plastic Project」に取り組んでいます。

2021年にプロジェクトの象徴として、プラスチックマグカップを初発表。2023年版では、マスバランス方式によるバイオマスポリプロピレン100％を使用し、三井化学株式会社のプロジェクト"BePLAYER®"のロゴを刻印しました。そして、2023年の夏には、三重県VISON内のギャラリー「Gallery 泛白 uhaku」で開催した「ナガオカケンメイ展・うつろう白いプラスチック」にて「プラマグ白」スペシャルエディションを発表しました。これまでに、本プロジェクトは多くの方にご賛同いただき、「使い捨てずに大切に長く使い、経年変化をも楽しんでいく、一生モノの製品」として、意識あるみなさんの暮らしに取り入れていただいています。

私たちの生活の身近にあるプラスチック製品。それらへの意識を少しずつ変えていく中で、今一度、みなさんと一緒に、プラスチックのまわりにある「地域、暮らし、産業、環境、仲間」等の現状について考える機会として、そして、同じ意識を持った仲間の交流の場としても楽しんでいただけたらと思います。