『d design travel』を続けたい vol.33 福井号

今回のテーマは、「福井県」。

D&DEPARTMENT PROJECTの創業は、2000年の東京。地域のロングライフデザインを発掘し、その土地らしさを伝えるコミュニティーショップでありネットワークです。これまで、大阪や北海道、鹿児島、福岡、京都など、各都道府県内で展開してきましたが、思い返せば、大都市がほとんど。そんな大都市でも、我々には知らなかった、そして地元の人でさえ気づかない、ややもすると忘れ去られてしまうような、素晴らしいデザインがあることに気づかされてきました。
 
土着的でもその土地に残る、大切な物事を大切に伝え続けていこうという活動を発掘し、紹介しつづけてきたのが『d design travel』シリーズです。
 
そしてこの度、33県目となるのは、北陸の「福井県」です。2023年度末には北陸新幹線が延伸し、金沢~敦賀駅間開業し、さらに福井県が近くなります。まさに今「福井号」をつくるにはうってつけのタイミングです。2024年2月に、本プロジェクト「福井号」が完成し、このコミュニティーが、日本の未来へと繋がっていくと信じています。どうか、ご支援・応援をよろしくお願いいたします。
 
『d design travel』を続けたい vol.33 福井号|READYFOR
福井号の先行予約や数量限定の先着リターンをご用意しています!
プロジェクトの詳細・支援はこちら|ご支援募集期限は8/31(木)23:00まで


 
残り14県!
皆様とともに全ての都道府県でd design travelをつくりたい。
 
まず最初に、これまでの『d design travel』制作支援にご協力いただいた皆さまも、そうでない初めての皆さまも、本プロジェクトページをご覧いただき、ありがとうございます。あらゆる関係者の皆さまのおかげもあり、これまで6回に渡り、作り続けることができました。
 
そして今回、7度目のクラウドファンディングにチャレンジします。
 
皆様に支えられて刊行をつづけてきたd design travelも、残すところあと14県。
青森県、秋田県、宮城県、新潟県、石川県、兵庫県、和歌山県、鳥取県、島根県、広島県、徳島県、宮崎県、長崎県、熊本県が残っています。
 
本書は、デザイン視点を持つトラベルガイドブックであること以上に、今、日本がもっとも大切に残していかなければならない、「その土地らしさ」=「日本らしさ」に重点をおいた、旅行記型の "文化誌" でありたい、と常に考えています。だからこそ、必ず日本全国全ての県でd design travelを作り、文化を届けていきたいと考えています。
 
本シリーズのコンプリートへ向けて、今回企画しているのは「福井号」。
 
富山県以降、久しぶりの北陸。定番の観光ですと、越前カニに恐竜をはじめ、鯖江のメガネなどが挙がりますが、今は“デザインというメガネ”をかけて活動されているキーマンの存在をよく聞きます。これまでの情報誌にはない、独自の視点で取材ができればと思っています。
 
今回も目標額は、500万円(再びAll-or-Nothing形式 達成しなければ全額返金)。
 
福井号を刊行し、この先もd design travelを続けていくためにも、「この本をつくり続けていく意味」を信じて応援してくれる、 "ロングライフデザインの精神" を周囲に伝染させてくれる「仲間」の存在が必要です。
 
この“挑戦”は、皆さんと一緒に、47都道府県を走り続けるため、『d design travel』のコミュニティーを築いていくという、意思表示でもあります。
 
これまでご支援いただいた皆様、そして新たに興味を持ってくださった皆様、どうか今回の挑戦にも温かいご支援をお願いいたします。
 

d design travel 編集長・神藤秀人

 
 
『d design travel』を続けたい vol.33 福井号|READYFOR
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「応援したい」「参加したい」をかたちに。
『d design travel』の発刊機会を活かして、その思いを発信しませんか。

 
『d design travel』では、クラウドファンディングプロジェクト以外にも日本の「つづくをつくる」活動に参加・応援いただくプランをご用意しています。『d design travel』発刊機会に乗じたプロモーションの場の提供(誌面・展覧会・販売会)や、『d design travel』の読者、D&DEPARTMENTのフォロワーに向けた情報発信、体験機会の創出のほか、これまでの活動を通して培った視点と、全国に広がる人的ネットワークを活かした協業、編集講座の開催を通して、地元企業や個人事業主のみなさんの地域を応援したい思いを発信しています。
 
プランの詳細・お問い合わせはこちら
 

『d design travel』を続けたい vol.33 福井号

日程
2023/7/14(金)12:00~8/31(木)23:00
時間
-
場所
-

ご支援はREADYFORサイトにて受け付けています。
『d design travel』を続けたい vol.33 福井号|READYFOR
プロジェクトの詳細・支援はこちら|ご支援募集期限は8/31(木)23:00まで

●お問い合わせ:03-6427-2301(d47)

日本を元気にしていく文化事業でもある『d design travel』は、みなさんからのご支援によって刊行を続けることができています。

『d design travel』は、制作資金の重要な柱、そして、47都道府県を一緒に駆け抜ける仲間のコミュニティとしてクラウドファンディングを位置づけ、トラベル誌を必要としてくださる方々をサポーターとして募っています。神奈川号では2022年11月に6回目となるクラウドファンディングに挑戦。のべ383名の方にご支援いただき、目標支援金額500万円を達成しました。福井号も応援よろしくお願いします!

福井からのメッセージ
小松原 一身
株式会社ボストンクラブ 代表取締役

2024年春に、福井県民が待ちに待った北陸新幹線が開業します。東京と福井が3時間で繋がり、より多くの人が福井に訪れるようになります。
福井と言えば、東尋坊、永平寺、恐竜博物館が有名ですが、私達が住む鯖江はめがねまちとして、日本のメガネフレーム生産90%以上のシェアを誇っています。あと2年後には、めがね作りが始まってから120年を迎えます。半径10キロ圏内には、越前漆器、越前和紙、越前刃物、越前焼、越前箪笥と工芸が五つ集積しています。何故この土地にこんなに多くのものづくり産地が根付いたのかを紐解いて、歴史や作品、その土地で活躍している人達と触れ合ってください。
『d design travel』の視点から見た福井の捉え方に期待しています。

ボストンクラブ
新山直広
TSUGI 代表 / クリエイティブディレクター

いよいよ福井の番が来ました。切望のd design travel”福井”号。
北陸新幹線開通直前、「このタイミングを逃すともう後はないかな」と思っていた矢先のお話でした。
「当たり前のように佇む地域の価値や魅力を再発見し、新しい目を持つきっかけをデザインする」d design travelとTSUGIの取り組みにはいくつもの交点があり、いつも側にいる心強い仲間のような存在。思い返すと、TSUGIが自社でプロデュースする眼鏡素材のアクセサリーブランド「Sur」を発掘してくれたのもdさんでしたね。
福井は複数のものづくり産業が集積する、全国で見ても類稀なる貴重な産地です。
掘れば掘るほどどんどん面白いものが出てくる源泉のようなまち。d design travelの目が見せてくれるこのまちの魅力に、僕も早く気が付きたい。応援しています!

TSUGI
藤原 ヨシオ
GENOME 代表

「福井のいい所おしえて!」
普段お店をしているとお客様にたずねられます。古くからの老舗・最近オープンした可愛いお店・美味しいお店・観光地などなど、福井のgoodを本音で紹介しています。
そんな中、『d design travel』福井号の企画の話しを聞き、ゾクゾク楽しみにしています。きっと「d」らしく本音でありのままの福井を表現していくんだろうな。本音だからこその覚悟と勇気のいる挑戦。心より応援します。
『d design travel』福井号が、福井を巡る人のよき羅針盤になっていくことを願っています。

GENOME
酒井 義夫
ろくろ舎 代表 / とんでも木地師

最新のトレンドではないけれど
着古すことで身体に馴染んでくる服のような、
福井県はそんな場所だと感じています。
その感覚はどこからくるのかと
自分自身の領域である漆器業も含めて
歴史を紐解いていくと
なぜ、決して広くはないこのエリア内に多様な物作りや文化が根付いたのかが
パズルのピースのように組み上がっていきます。
先人達の小さくもささやかな営みから、人智を超える地殻運動、
そして途方もない時間の集積の現時点に
改めて光を当てることは
D&DEPARTMENT そして d design travelの目指すことなのかなと
勝手に妄想しています。
クラウドファンデイングの成功、そして刊行を願っております。

PS 愛すべきD漆女子達よまたどこかで。

ろくろ舎
田中佑典
生活芸人

10年前、東京のとあるカフェで神藤さんと出会い、その後会う度に「福井号はいつになるんですか?」とお話していましたが、いよいよその時がやって来ました。
「ロングライフデザイン」という言葉が我々に問う“らしさの探求”。
その人らしく、その土地らしくというのは言葉では容易いが、実際は得たいの知れない空気を掴むようなものです。
“福井は地味だ”と言いますが、地味とは決してネガティブな言葉ではなく、“土地の味”と書いて“地味”です。はっきりとなんてわからないまち、だからこそ何度も何度も、ゆっくりゆっくりと噛んで味わうまちでいたいです。これからの福井が“福井”でい続けるため、『d design travel』は何かしらのヒントや気づきを提示してくれるはずです。
プロジェクト成功、そして発行を心から応援しています。

田中佑典オフィシャルサイト
時岡壮太
株式会社デキタ代表取締役

福井は越前エリアと若狭エリアという異なる文化圏に分かれています。生活圏も異なってて、若狭生まれの僕はここ最近までほとんど越前エリアにいったことがありませんでした。意外と在住者でも知らないことがたくさんある県。
コロナ以後、この越前と若狭の行き来が活発になってきています。ローカルな文化に興味をもつ人が増えたのか、ALL福井の機運が高まってるのか。
『d design travel』は僕ら福井人にとってもたくさんの発見があるのではととても楽しみにしています。県内の方々、県外の方々それぞれに向けて。『d design travel』福井号を応援しています!

デキタ八百熊川

現地取材の様子を随時更新していきます!
Facebook公開グループ「d&d福井会」
本誌制作にまつわるこぼれ話から制作の裏側まで、編集部が現地で出会った福井の魅力とともにお届けします。どなたでもご参加いただけますので、ぜひメンバーになって福井号の制作を応援ください。
Facebook公開グループ「d&d福井会」
\ おすすめ福井情報、募集中!/
福井県で体験してもらいたい、訪ねてもらいたい、おすすめのデザイントラベル情報を全国より募集しています。下記アンケートフォームよりお寄せください。
▼アンケートの詳細・回答はこちらから
https://forms.gle/bfRn24YRaqyKE8Wm6 [所要時間10分程度]
d design travel は皆様のおかげでvol.32まで発行してきました
『d design travel』は、2009年に創刊したデザイン観光ガイドブック。「ロングライフデザイン(時代や流行に左右されず、愛され続ける息の長いデザイン)」を編集テーマに、47都道府県各地で長く続いているものを「その土地らしい魅力」と捉え、観光、食事、買い物、カフェ、宿、人の6つのカテゴリーごとに発掘、紹介する1冊。最新刊となる「福井号」を、2024年2月に発刊予定。
デザイン観光ガイドブック『d design travel』特集ページ

2020年より、これまでに6回のクラウドファンディングに挑戦し、のべ、2,441名からご支援をいただきました。
▼これまでのクラウドファンディング
岡山号茨城号富山号福島号三重号神奈川号
『d design travel』を続けたい vol.33 福井号

神藤秀人(しんどう ひでと)

d design travel 編集長

1980年生まれ。2012年より、D&DEPARTMENT PROJECTに参加。2009年にナガオカケンメイが創刊した、「ロングライフデザインの視点」で編集し、47都道府県に1冊ずつ発刊を目指すトラベルガイド『d design travel』誌の、編集・執筆・写真撮影など制作の全般を担当するほか、渋谷ヒカリエ・d47 MUSEUMで開催する『d design travel』と連動した展覧会の構成を担当。毎号、特集する県を車で走り回り、展示物をピックアップする旅にも出る。2023年7月から福井県に滞在して、最新刊「福井号」を取材予定。

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\ d design travel 編集長による音声コンテンツ「Voicy」配信中 /

d design travel 編集長の神藤秀人が、取材の中での感動したこと、嬉しかったこと、つらかったこと、悩んでいること…できる限りの“正直”をお届けする音声コンテンツ「Voicy」を配信中!d design travelはどのように作られるのか、展示品の準備はなど、d design travelの活動にかける想いを赤裸々に語っていきます。