東京 SIRI SIRIのジュエリー

素材を活かしたシンプルかつ大胆なデザインで、国内のみならず海外からも注目を集めるジュエリーブランド「SIRI SIRI」。富山では初めての特集です。

 

SIRI SIRIの作品は、触れるたびに驚きがあります。力強く独特の個性を持つ世界観でありながら、ひとつひとつの作品は、シンプルに素材を活かし、素材そのものの美しさが感じられること。作品の美しさを支えているのが、日本に古くから根付く伝統技術であること。そして、規則正しく緻密な網目や、精巧なカットなど作品の細部に感じられる職人の卓越した技術にも驚かされます。

 

様々な素材や伝統技術とコラボレーションしながら生み出されるSIRI SIRIの作品の中から、今回は、「ガラス」「籐」「アクリル」の3つの素材にフォーカスしてご紹介します。これらの素材は、東京の中で受け継がれる伝統技術を活かしたものです。作品からは、世界的な大都市の中でも脈々と受け継がれる手仕事の存在とその技術力、そしてその可能性の広さを伝えてくれます。

 

身につける方の力を引き出してくれるような力強さを持つSIRI SIRIのジュエリー。ぜひ店頭でご覧ください。

 

※5/13(土)、14(日)の2日間、SIRI SIRI スタッフの大槻陽子さんが在店されます。

商品のことなど、ぜひこの機会にお尋ねください。

 

<在店時間>

5/13(土)11:00~18:00

5/14(日)11:00~17:00

 

東京 SIRI SIRIのジュエリー

日程
2023/5/8(月)~7/11(火)
時間
10:00~19:00
場所
D&DEPARTMENT TOYAMA Map D&DEPARTMENT TOYAMA

●お問い合わせ:076-471-7791(富山店)

東京に根付く3つの素材と職人の技術
KIRIKO Collection
江戸切子の技術を活かしたコレクション。江戸切子は通常クリスタルガラスが使われるが、SIRI SIRIの作品では耐熱ガラスが用いられている。ジュエリーのように小さなアイテムに切子の装飾を施すには高い技術が必要とされる。SIRI SIRIでも10年以上の人気を誇るシリーズ。
ARABESQUE Collection
ラタン(籐)や麻を編み上げて生み出されるARABESQUE(アラベスク)コレクション。軽やかで長く使うことで経年変化も楽しめる素材。籐工芸を日本に持ち込んだ方の直弟子に制作を依頼して作られている。
COMPOSITION Collection
国産アクリルは良質で透明度が高く、水族館の展示室などでも使われている。その透明度の高さを活かしたシリーズ。国産アクリルは、黄変しにくく美しいまま長く使える。
東京 SIRI SIRIのジュエリー

SIRI SIRI

2006年にデザイナーの岡本菜穂により東京で設立されたジュエリーブランド。現代的なデザインとナチュラルな素材、日本の職人技術との意外な組み合わせによるジュエリーを発信している。SIRI SIRIという名前には、スワヒリ語の「鎖(sili sili)」から着想を得て、既成概念に縛られず自分の美意識に忠実な人の生き方を、ジュエリーの力で結びつけたい、という思いが込められている。

東京 SIRI SIRIのジュエリー

岡本菜穂

SIRI SIRI 代表・デザイナー。桑沢デザイン研究所スペースデザイン科卒。 建築家であり抽象画家でもあった父の影響で、幼い頃よりアートやデザインに囲まれた環境で育つ。桑沢デザイン研究所スペースデザイン科在学中より、より身近な、自分自身の身体に近いものへのデザインに対する興味が高まり、ジュエリー創作に向かう様になる。建築、インテリアデザインを学んだ経験を活かし、ガラスなど身のまわりにある素材を使ったジュエリーブ ランド SIRI SIRI を2006年からスタート。日常生活の中で見過ごされてしまいがちな素材を洗練されたジュエリーに昇華させる独特な世界を展開。現在はスイスを拠点に活動を行う。その功績は2015年第23回桑沢賞を受賞するほか、 2020年THE LUXURY INNOVATION AWARD(スイス)にてファイナリストに選出されるなど、国内外で評価されている。