【TALK 2のみ】47手芸店 TALK SHOW

※こちらは【TALK 2】専用のお申し込みページです。

 

【TALK 2】 3つの繊維産地から学ぶ、地域個性がつづくこと(15:15-16:45)

高品質で独自の技術を誇る日本の繊維産業は、海外への生産拠点の移転、働き手の減少などの問題に悩まされ続けてきました。そんななか、各地の繊維産地では、これまでの固定概念に囚われない、若々しい取り組みが生まれています。今回は、その中でも、群馬県桐生、東京都八王子、山梨県富士吉田と、3つの産地を代表するキーマンをお迎えし、これまでの取り組みや新たな挑戦などの実践例を通して、繊維産業だけでなく、様々な地域の「その土地らしさ」がつづくためのヒントをお伺いします。

 

<ゲスト>
群馬県桐生|笠盛/片倉洋一さん(トリプル・オゥ ブランドマネージャー)
東京都八王子|奥田染工場/奥田博伸さん(奥田染工場 代表)
山梨県富士吉田|装いの庭/藤枝大裕さん(装いの庭 代表)

【TALK 2のみ】47手芸店 TALK SHOW

日程
2023/3/12(日)
時間
15:15~16:45
場所
8/COURT(渋谷ヒカリエ8F) Map 8/COURT
参加費
¥2,000(税込)
定員
50名

●お申込み方法:Web/店頭/お電話
●お問い合わせ:03-6427-2301(d47)

片倉洋一/トリプル・オゥ ブランドマネージャー
1976年、神奈川県生まれ。1999年、東海大学工学部経営工学科卒業。卒業後、デザインを学ぶために渡英し、ロンドン芸術大学(UAL)でテキスタイルデザインを専攻。2003年に卒業後、パリに移りオートクチュールの仕事に携わる。2005年に帰国後、株式会社笠盛へ入社。2010年にテキスタイル・ジュエリーブランド「000」(トリプル・オゥ)を立ち上げる。

株式会社 笠盛
1877年(明治10)、群馬県桐生市に帯の織物業として創業。1960年代に刺繍業に転身。その後独自技術「カサモリレース」を開発。その技術を応用し、刺繍アクセサリーブランド「トリプル・オゥ」が2010年に誕生。最新鋭の刺繍機と熟練の職人との融合により、高い技術力をベースに高品質でユニ―クな製品を生み出している。

トリプル・オゥ
株式会社 笠盛
奥田博伸(株式会社 奥田染工場 代表)
1979年八王子生まれ。奥田染工場代表。明治時代に葛飾区で創業後、昭和初期に水を求め八王子に移転。友禅染からシルクスクリーンプリントを中心とした布地の加工及び染色特殊加工を行う。全国の産地を回った後、2017年「つくるのいえ」の活動を開始。地域や全国と連携したブランド開発や歴史調査、展示会等を行っている。多摩美術大学技術講師、文化服装学院非常勤講師、奥田塾等。

株式会社奥田染工場
東京八王子にあるシルクスクリーンプリント(手捺染)を中心とした工場。シルクスクリーンプリントとは布に柄をプリントするためのひとつの技法。シルクスクリーン技法だけではなく、地域から生まれた染色に関連する多種な技術を保有し提案を行っている。近年は織機を設置すると共に、日本全国を巡った経験を活かし、産地との顔の見える連携による素材開発や商品企画なども取り組んでいる。

奥田染工場
藤枝大裕/株式会社装いの庭 代表
文化服装学院を卒業後、愛知県一宮市の撚糸メーカー・近藤株式会社に入社。企画、営業職を経て、2011年、手紙社に参加。さまざまなイベント・店舗の立ち上げと運営に関わる。「布博」企画立案者。2016年4月より独立。2021年4月株式会社装いの庭設立。山梨を拠点に活動を行っている。

株式会社装いの庭
「装いに芽吹きを」をコンセプトに、日本の繊維のものづくり・デザインを活かした企画を行う。さまざまな企業とクリエイターとの連携を促し課題解決と新しい市場を創出する。主な仕事は山梨県富士吉田市の産業観光事業「ハタオリマチフェスティバル」、旧製氷工場をリノベーションしたギャラリースペース「FUJIHIMURO」、織物工場の廃材を活かす工作プロジェクト「B-TAN」などの企画運営、「シマノネ」ファブリック製品の監修など。

装いの庭
d47 MUSEUM 第31回展覧会
47手芸店
手芸素材からみる、その土地らしさ
日本各地の産地の生地から、糸、ボタン、縫い針、裁ち鋏まで、「手芸」をテーマに30組を選出。染色産業に欠かせない土台となる反物や、商品の製造過程で生まれる副産物を活用したもの、いつも当たり前に使っていた裁縫道具など、どこで誰によってつくられたものなのか、どのような技術が使われているのかをじっくりと知りながら買うことができる手芸店としての展覧会です。

47手芸店