d47 MUSEUMの第31回目の企画展は「手芸」をテーマに、布や糸をはじめとする素材や、鋏や針など手を動かしつくるための道具を紹介しています。
今回の展覧会では、日本各地の産地の生地から、糸、ボタン、縫い針、裁ち鋏まで、「手芸」をテーマに30組を選出。染色産業に欠かせない土台となる反物や、商品の製造過程で生まれる副産物を活用したもの、いつも当たり前に使っていた裁縫道具など、どこで誰によってつくられたものなのか、どのような技術が使われているのか、日本の繊維産業や技術、関わる人々の活動や文化を知りながら買うことができる手芸店としての展覧会を開催しています。
そして、企画展の締めくくりとして、1日限定の連続トークを開催!
ものづくりに関わる人や活動、文化や背景を知ることで、これからの産地との継続的な関わりを、皆さんと考える機会になればと思います。
【TALK 1】 DARUMAの糸づくりから学ぶ、つづくのつくり方(14:00-15:00)
参加費:¥1,500(税込)/定員:50名
※通し券:¥3,000(税込)、「ロングライフデザインの会」入会付き:¥11,000(税込)
1901年の創業以来、ダルマ印の手ぬい糸を100年以上にわたりつくり続けている横田株式会社。時代の変化とともに、生活必需品としての道具から暮らしの豊かさの道具へと、その役割は大きく変化してきました。そんななか、「適量適売」の考えのもと、流行を追わず、自社ならではの糸づくりにどのように取り組んでいるのか、その考えを通して、「つづく」のつくり方をお伺いします。
<ゲスト>
横田 宗樹さん(横田株式会社 代表取締役社長)
お申し込みページ
※こちらは【TALK 1】のみのお申し込みです。
※通し券のお申し込みは、本ページ下欄よりお願いいたします。
【TALK 2】3つの繊維産地から学ぶ、地域個性がつづくこと(15:15-16:45)
参加費:¥2,000(税込)/定員:50名
※通し券:¥3,000(税込)、「ロングライフデザインの会」入会付き:¥11,000(税込)
高品質で独自の技術を誇る日本の繊維産業は、海外への生産拠点の移転、働き手の減少などの問題に悩まされ続けてきました。そんななか、各地の繊維産地では、これまでの固定概念に囚われない、若々しい取り組みが生まれています。今回は、その中でも、群馬県桐生、東京都八王子、山梨県富士吉田と、3つの産地を代表するキーマンをお迎えし、これまでの取り組みや新たな挑戦などの実践例を通して、繊維産業だけでなく、様々な地域の「その土地らしさ」がつづくためのヒントをお伺いします。
<ゲスト>
群馬県桐生|笠盛/片倉洋一さん(トリプル・オゥ ブランドマネージャー)
東京都八王子|奥田染工場/奥田博伸さん(奥田染工場 代表)
山梨県富士吉田|装いの庭/藤枝大裕さん(装いの庭 代表)
お申し込みページ
※こちらは【TALK 2】のみのお申し込みです。
※通し券のお申し込みは、本ページ下欄よりお願いいたします。
【TALK 3】47手芸店 出展者座談会(17:00-18:15)
参加費:無料/定員:50名
47手芸店に出展中の各地の出展者が集合!それぞれの現地での取り組みや、産地の抱える課題など、トークテーマを設け、掘り下げていきます。ものづくりの現場の今を知るトークセッションです。
<ゲスト>
47手芸店 出展者
青森 南部菱刺研究会・つづれや/茨城 奥順/群馬 笠盛/東京 みやこ染/岐阜 川村製紐工業/静岡 古橋織布/京都 昇苑くみひも/大阪 DARUMA/奈良 近畿編針 /徳島 すぎとやま/愛媛 THE MAGIC HOUR/福岡 小倉 縞縞
お申し込みページ
※こちらは【TALK 3】のみのお申し込みです。
※通し券のお申し込みは、本ページ下欄よりお願いいたします。