saredoの糸と靴下

糸の可能性を考える、saredoのものづくり

綿の栽培からはじまり国産靴下の一大産地となった奈良県で、1948年から糸の卸業を営む「萱澤商店」。3代目の萱澤有淳(かやざわ ありあつ)さんと妻・良子さんが2014年に立ち上げた「saredo」は、国内の紡績工場で糸をつくる工程で出た、落ちわたを100%使用した糸で作った靴下やニット帽などを通して、リサイクルコットンを暮らしに取り入れる提案をしています。

今回の特集では、落ちわたから作られた糸と靴下と衣服を中心に、環境に優しいだけではなく見た目と使い心地の良さにもこだわられた、saredoのものづくりをご紹介。「たかが靴下、されど靴下」。選択肢が多様な現代において、一目には善し悪しの見えない靴下の品質にこだわることで気づかされる豊かさがあります。

また、会期中にはほつれや穴を糸で縫う「ダーニング」のワークショップを開催。使い捨てではなく、長く使い続けられるのものを選ぶことや、手直して使い続けるというsaredoの提案する暮らし方に触れ、靴下をはじめとする身のまわりの道具をどのように選び、付き合っていくのか、みなさんと一緒に考える機会になれば幸いです。

saredoの糸と靴下

日程
2024/12/18(水) ~ 2025/2/17(月)
時間
11:00~19:00(火曜定休)
場所
D&DEPARTMENT OKINAWA by PLAZA3 Map プラザハウスショッピングセンター 2F

●お問い合わせ:098-894-2112 (沖縄店)

\ダーニングワークショップを開催!/
日常的に身につける衣類を長く使い続ける方法のひとつ、ほつれや穴を糸で繕う「ダーニング」のワークショップを開催します。当日はsaredoの萱澤良子さんを講師にお招きし、お客様にお持ちいただいた衣服の穴の空いた部分を、saredoの糸を使って補修をします。穴が空いていない衣類でも、リメイクするようなイメージでワンポイント糸を差し込んで頂くことも可能です。萱澤さんに糸の選び方のポイントや、こだわりなどのお話しをいただきつつ、じっくりとダーニングに取り組む特別なワークショップ、ぜひご参加ください!

詳細はこちらから
saredoの糸と靴下

株式会社萱澤商店/saredo

萱澤商店は、1948年に奈良県大和高田市で創業した糸の卸会社。取締役を務める萱澤有淳さんが企画・開発を担当し、奥様の良子さんがデザイナーとして携わるブランド「saredo」を2014年に立ち上げ。定番商品のリサイクルコットン糸は、国内の紡績工場で糸をつくる工程で出た「落ちわた」を100%使用し、独自の紡績方法で紡がれています。