日々磨かれる伊勢のデザイン
あれも三重?これも三重!?日本の暮らしのルーツを辿っていくと、気づけば伊勢(三重県)が浮かび上がる。2000年以上続く伊勢神宮信仰に、現代人にも宿る伊勢商人や御師の精神。木曽三川、伊勢湾、太平洋と、異文化が集まりやすい地理的条件も重なり、美しさを保ちつつ、新たに生まれてくるものも多い。今の三重県をつくってきたのは、当たり前に続けてきた神さまも一目置く(?)途方もない人間の営みだ。
(d design travel 編集長・神藤秀人)
表紙:『空が動く』2018年 中谷 ミチコ(撮影:松原豊)
展覧会会場では、9月23日(金祝)より、三重号を先行販売します。
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