d SCHOOL わかりやすい金継ぎ - 持永かおりさんに学ぶ見立てを楽しむ視点 -

9月のテーマは「金継ぎ」です。

長く続く「もの」や「こと」をわかりやすく学ぶ勉強会「d SCHOOL」。これまでに工芸や食文化をはじめ、オーケストラや能など、知っているようでその本質は意外に知らない、様々なテーマで開催をしてきました。

 

今回は「金継ぎ」をテーマに、美術品・器のお直し「モノ継ぎ」 として活躍されている持永かおりさんをお招きして、金継ぎの歴史や魅力に触れながら、持永さんが考える、直して使い続けることの価値や豊かさについてお話しいただきます。

 

割れを繕うことは、使う人の思い出や物語を刻むということ。 様々な偶然が重なってできる線や欠けの美しさに目を向け、それらを活かし直すことで、新品の器には無い魅力を高めることができる金継ぎは、壊れた器に長く残り続ける価値を生み出し蘇らせます。年間300個以上の器を直してきた持永さんが考える美しさ、美しさを見出す視点について学び、直して使い続けることの魅力や価値について、みなさんと一緒に考える機会になればと思います。

 

金継ぎに興味がある方はもちろん、修理することや長くものを使い続けることに興味がある方など、是非ご参加ください。

 

 

 

 

 

d SCHOOL わかりやすい金継ぎ - 持永かおりさんに学ぶ見立てを楽しむ視点 -

日程
2022/9/16(金)
時間
19:30~20:30
場所
D&DEPARTMENT TOKYO Map D&DEPARTMENT TOKYO
参加費
¥1,000(1ドリンク付き・税込)
定員
先着20名 (※ご好評につき、増員しました)

●お申込み方法:WEB/店頭/お電話
●お問い合わせ:03-5752-0120(東京店)

お支払いは当日現地にてお願いいたします。
※席は当日先着順でのご案内となります。開場の30分前(19:00)よりお並びいただけます。
※開演後はスタッフの誘導に従い会場内にお入りいただきますよう予めご了承ください。

d SCHOOL わかりやすい金継ぎ - 持永かおりさんに学ぶ見立てを楽しむ視点 -

持永かおり|モノ継ぎ

多摩美術大学でガラス工芸と陶芸を学ぶ。卒業後「いけばな草月流」本部造形コースの助手として指導にあたりながら、多くの美術品や花器などの修復を手がける。2011年の震災をきっかけに、モノを作る側から直す側へと転身。世田谷区の自宅にて国産の漆を使った美術品・器のお直し「モノ継ぎ」を立ち上げる。D&DEPARTMENT の「ものを新しくつくらないこと」と言うデザインリサイクルのテーマに共感。同社のリペア事業に参加し、現在はHPでの受注も合わせ年間300個をこす器の繕いを手がける。著書に「繕うワザを磨く 金継ぎ上達レッスン」(メイツ出版)がある。

>>モノ継ぎHP