スペタコペタ展

「漆塗り」は漆の木から採取した樹液を塗料や接着剤として使う伝統的な技法で、約1万年前の縄文時代の装飾品にも使用されていました。北海道オホーツク地方には、江戸時代に本州から移植された漆の木の子孫が今もなお残っており、「網走うるしの会」の漆林の保全や育成活動により、世界最北限の漆を採取することができます。

北海道オホーツク地方で活動する作り手3名による「スペタコペタ」は、世界最北限で採れる「網走うるし」と、木のカトラリーを扱い、オホーツク地方らしいクラフト製品の企画や製作のほか、それぞれの工房の製品を扱った展示販売会をおこなっています。

今回のイベントではスペタコペタオリジナル商品「オホーツクスプーン」をはじめ、漆器、木のカトラリーが揃います。
期間中は、お好みの無塗装のカトラリーと、漆の塗装範囲を選んでオーダーができる「拭き漆でたのしむカトラリー」も受け付けます。この機会にオリジナルのカトラリーをつくってみませんか。

▲それぞれ【オール】、【ハーフ】で拭き漆を施したカトラリー

スペタコペタ展

日程
2022/07/12(火)~2022/08/20(土)
時間
11:00~19:00
場所
D&DEPARTMENT HOKKAIDO by 3KG Map 北海道札幌市中央区大通西17丁目1-7

●お問い合わせ:011-303-3333(北海道店)

漆の採取から塗り工程まで手作業で担う「野つけうるし」の菅原咲さんが7月12日(火)に在店します。
漆製品の扱い方など、ぜひご相談ください。
スペタコペタ展

スペタコペタ

斜里町在住のデザイナー鈴木美里さん、置戸町の木工作家「クラフトKOCHI」石川順さん、北見市の漆塗り工房「野つけうるし」菅原咲さんの3名で、製品の企画・制作や、スペタコペタオリジナル製品とそれぞれの工房の製品を扱った展示販売会の開催など、作る人と使う人の距離を縮める活動を行っている。