「森と街をつなぐ山のしごと」展〈 6・7月 〉豊かな森と川、街をつくる山のしごと

なぜ、森は私たちの暮らしに必要なのでしょうか。昔から、森、川、街は深い関係があります。かって林業が盛んだった頃、山で採れた木材は、川の水流を利用して街まで運ばれていました。当時の木材は、家や道具、暖をとるための薪など、現代の生活以上に身近にあった資源だったのです。

 

6月の展示では森と街はつながっているということを、多摩川の水系から視覚的に読み取っていただきます。東京チェンンソーズが実際に檜原村から街までボートで川下りを行なった「ATJ(秋川・多摩川ジャーニー)」という、3日間の大冒険も一緒にご紹介。森と街は繋がっていて、木材だけでなく、水や空気も運ばれてくる。森を守ることは、いのちを守り、私たちの暮らしを豊かにしてくれるということを感じていただければ幸いです。

「森と街をつなぐ山のしごと」展〈 6・7月 〉豊かな森と川、街をつくる山のしごと

日程
2022/6/18(土)~7/31(日)※会期延長
時間
12:00~20:00(金)/12:00~18:00(土・日・祝)
場所
D&DEPARTMENT TOKYO Map D&DEPARTMENT TOKYO

●お問い合わせ:03-5752-0120(東京店)

3日間の冒険を記した、東京の水系マップを配布します!


その昔、山で採れた木材は川の水系を利用して街まで運ばれていました。その運路であった東京都の秋川~多摩川をボートで辿ってみようと、2018年に東京チェンソーズで立ち上がったプロジェクトが『Akigawa-Tamagawa Jorney』。3日間に及ぶ、まさに山あり谷あり(!)な彼らの冒険の記録と、山にはどんなしごとがあり、どう街まで繋がっているのか、東京都の地形にみた“水系マップ”としてお楽しみください。地図内のQRコードから、実際のATJの様子を記録した動画もご視聴いただけます。
東京チェンソーズ×D&DEPARTMENT TOKYO
「森と街をつなぐ 山のしごと」展
木製品が使えたり、美味しい水が街に運ばれたり、天災による土砂崩れが起きにくくなったり、生きるのに必要な空気がしっかりと循環されたりする裏側には“山のしごと”がありました。本企画は5月から8月にかけて4つのテーマで、「森と街をつなぐ 山のしごと」をみなさんに体験いただきます。東京チェンソーズの「山のしごと」を通して、私たちの暮らしと森、街のつながりについて考える機会にしていただけると幸いです。

会期:2022年5月14日(土)~8月28日(日)
場所:D&DEPARTMENT TOKYO 2Fショップ
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「森と街をつなぐ山のしごと」展〈 6・7月 〉豊かな森と川、街をつくる山のしごと

東京チェンソーズ

東京都檜原村で2006年創業(2011年法人化)。林業の現場から加工・販売までを一貫して行う。1本の木をまるごと使うことで、木に付加価値をつけ、「小さくて強い林業」の実現を目指す。枝や葉、曲がり材、根株など一般的には流通しない“まるごと素材”を空間デザインや建築設計の専門家と組んで装飾や内・外装に活用するほか、おもちゃや日用品に加工して販売。まちへ出向くワークショップ“森デリバリー”も積極的に行う。

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