東京チェンソーズ×D&DEPARTMENT TOKYO 「森と街をつなぐ 山のしごと」展

「山のしごと」を通して、森と、私たちの暮らしや街のつながりについて考えます。

東京の街から見える山々。そこではどんな人たちが暮らし、どんな仕事が行われているのでしょうか。D&DEPARTMENTのオリジナル商品開発をきっかけに出会った「東京チェンソーズ」は、東京の山々の一つ、八王子市のさらに西にある西多摩郡檜原村で林業を営む会社です。東京都心から車で2時間ほどの場所にある檜原村を中心に、森林管理や整備のほか、森林にまつわるイベントの企画・運営といった幅広いジャンルの活動を通して、美しい森林を育み、活かし、届けながら、山の“今”を伝えています。

 

私たちが日常的に木製品や豊かな水資源を使えたり、天災による土砂崩れを防いだり、空気を循環させたり、私たちの命や暮らしを支える森の営みの裏側には、“山のしごと”があります。豊かな森づくりは、豊かな土壌、川、海、生態系だけでなく、豊かな暮らしと地域コミュニティをつくることにもつながっています。

 

本企画は5月から8月にかけて3つのテーマで、「森と街をつなぐ山のしごと」をみなさんに体験いただきます。森林を豊かにするためには「木を使うこと」も大切です。東京チェンソーズの「山のしごと」を通して、私たちの暮らしと森、街のつながりについて考える機会にしていただけると幸いです。

東京チェンソーズ×D&DEPARTMENT TOKYO 「森と街をつなぐ 山のしごと」展

日程
2022/5/14(土)~8/30(火) 水・木定休 ※8/11は営業
時間
12:00~18:00
場所
D&DEPARTMENT TOKYO 2Fショップ Map D&DEPARTMENT TOKYO

●お問い合わせ:03-5752-0120(東京店)

「森と街をつなぐ山のしごと」展〈 5月 〉
木の一生にみる山のしごと
会期:2022年5月14日(土)~6月12日(日)


木が製品になり、私たちの暮らしに届くまでに、たくさんの「山のしごと」があります。苗を植えて、成長したら枝を切って、林内が適正な密度になるよう木を間引いて、製材して、、、など、50年以上の時間をかけて育てているのです。東京チェンソーズとdが共同開発した「CORNER SHELF」には、木が成長してきた証として、節や木目などを楽しんでもらいたいという思いが込められています。会期中はさらに個性豊かなパーツを集めた、「CORNER SHELF FROM LIFESTOCK」を限定販売。木が成長したストーリーを感じながら、自分だけの一枚をお選びください。

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「森と街をつなぐ山のしごと」展〈 6・7月 〉
豊かな森と海、街をつくる山のしごと
会期:2022年6月18日(土)~7月31日(日)※会期延長


なぜ、森は私たちの暮らしに必要なのでしょうか。昔から、森、川、海は深い関係がありました。山のしごとからそれらの関係性を紐解くと、森を守ることは、いのちを守り、私たちの暮らしを豊かにしてくれるということがわかります。6月の展示では森と街はつながっているということを、東京の川の水系から読み取っていただきます。東京チェンンソーズの皆さんが実際に檜原村から街までボートで川下りを行なった「ATJ(秋川・多摩川ジャーニー)」の内容も一緒にご紹介。序盤から山あり谷ありだったATJの裏話など、必見です。

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「森と街をつなぐ 山のしごと」展 関連企画
d SCHOOLわかりやすい林業
-山のしごとが紡ぐ、500年続く街づくり-
日時:2022年6月25日(土) 10:30~12:00


本勉強会は「街の豊かな暮らしと地域コミュニティをつくる山のしごと」として、みなさんと一緒に考え、学ぶ機会を企画しました。当日は「東京チェンソーズ」の吉田尚樹さんと東向山簗田寺(とうこうざんりょうでんじ)の副住職の齋藤紘良さんを講師に迎え、東京都・町田市の里山整備の活動や、その先に思い描いている未来、森づくりがどのように私たちの暮らしやコミュニティに影響を与えるのかについて、お話を伺います。次の20年、30年、100年先の未来を見据えているお二人の考え方に触れることのできる貴重な機会です。本勉強会を通して、改めて自分の住んでいる街に関心を向けて、森と街のつながりの可能性について一緒に考えましょう。

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受付を終了しました
ものにはまわりがある展「もの」の「まわり」と出会う14の旅 特別プログラム
空気や水の生まれ故郷を訪ねる
木こりになる、山の参観日
日時:2022年8月6日(土) 10:30~14:30 予定 ※申込締切 7月25日(月)


東京チェンソーズの山のしごとの舞台である檜原村を訪ね、森が身近にある暮らしや山のしごとの現状などを伺いながら、実際に森を散策するツアーを開催します。
普段、木こりはどういう視点で木や道を見ているの?1日の仕事の内容は?木を切るときはどんなことを意識しているの?等、普段は入ることのできない東京チェンソーズの社有林を歩きながら教えていただきます。ツアーの最後は、夏の空気を感じながらみんなでお弁当を。東京の森を堪能できるツアーになっています。森の見方を学ぶと森歩きが楽しくなり、暮らしの中に森とのつながりを見つけたくなるはず。東京チェンソーズの皆さんとの交流から森が身近にある暮らしや山の魅力を知り、「森と街をつなぐ山のしごと」を体験ください。

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受付を終了しました
「森と街をつなぐ山のしごと」展〈 8月 〉
木こりの仕事に学ぶ山の楽しみ方
会期:2022年8月8日(月)~8月30日(火)


夏に行う下刈りのときに飲む水の量や、蜂に刺されたときに応急処置をするための持ち物など、木こりのリアルな仕事をご紹介します。会期の後半からは、檜原村の山の素材を限定販売。木に触れると、木目や色、質感など、実にさまざまな個性を感じることができます。山のしごとを経て、私たちのもとに届いた木材から好みのものを選び、日々の暮らしに是非取り入れてみてください。

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楽しく林業を学ぼう!D&DEPARTMENT東京店がお届けする、
インスタラジオ「はじめまして林業」
D&DEPARTMENT東京店のスタッフと東京チェンソーズのみなさんと一緒に、山や檜原村のあるあるなどをゆるりと語り、楽しく林業を学ぼう!というラジオです。毎月17日の山の神の日(山に入らない日)に、全6回配信中!
東京店Instagramアカウントよりご視聴いただけます。

はじめまして林業 vol.1
~なぜラジオを始めることになったの?~

はじめまして林業 vol.2
~なぜ17日に配信しているの?~

はじめまして林業 vol.3~檜原村での暮らし①~
その他の回はこちら
檜原村の山の木を使った、D&DEPARTMENTのオリジナル商品
森を豊かにするためには「木を使うこと」も大切です。木を使う機会が増えると伐るべき木がきちんと伐られ、新しい苗木を植える森林循環が生まれ、地球温暖化を防ぐことにつながります。それだけでなく、森で働く人々の収入にもつながり、林業の「人手不足」の解決にもなるのです。「森と街をつなぐ山のしごと」を体験しながら、そこで育った木を自分の生活に取り入れてみてください。

▼CORNER SHELF ¥28,600(税込)
隙間に自分好みのコーナーを作れるシェルフです。本棚や食器置き、サイドテーブルにもぴったり。檜原村の杉材を使用しています。 →詳細はこちら



▼BALCONY TABLE ¥66,000(税込)
檜原村のサワラ材を使用した、バルコニーにいる気分で作った、公共でよく見かける木製の一体型のベンチテーブルです。外で使うと日焼けや雨によりグレーに美しく経年変化していくのが醍醐味です。 →詳細はこちら

東京チェンソーズ×D&DEPARTMENT TOKYO 「森と街をつなぐ 山のしごと」展

東京チェンソーズ

東京都檜原村で2006年創業(2011年法人化)。林業の現場から加工・販売までを一貫して行う。1本の木をまるごと使うことで、木に付加価値をつけ、「小さくて強い林業」の実現を目指す。枝や葉、曲がり材、根株など一般的には流通しない“まるごと素材”を空間デザインや建築設計の専門家と組んで装飾や内・外装に活用するほか、おもちゃや日用品に加工して販売。まちへ出向くワークショップ“森デリバリー”も積極的に行う。

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