d SCHOOL わかりやすい新電力

電気のきほん、気になる再生エネルギーのお話、そして電気の地産地消についてみんなで学ぶ会です。

私たちの生活には絶対的に必要な「電力」。当たり前に毎日使用する電力ですが、気になるのは電気料金だけでしょうか?
あなたが今使っている電気がどこから生まれてどこから来ているか、をご存じでしょうか?
気候変動問題にも直接につながる世界中に起こるエネルギー問題は、他人事ではなく一人一人がもっと興味深く知るべきトピックなのでは、と考えています。結局、ロングライフデザインを支えているのも、電力です。電力こそ、「その土地らしい電力」を使うべきと我々は考えます。そこで、エネルギーの地産地消の活動を進めている秩父市の秩父新電力会社の滝澤氏をお招きし、電力について教えていだだきます。電力の基礎知識から、再生エネルギーのお話、そして秩父新電力のこれまでの取り組みとこれからの取り組みについてお話を伺います。空気や水のように毎日当たり前に利用している電気についてもっと深く理解し、電力の地産地消が、地域経済の活性化や地域課題の解決に繋がることを知ることができます。その上で、これからご自身が何を選択するか?をもう一度考えるきっかけになることと思います。

d SCHOOL わかりやすい新電力

日程
2022年3月24日(木)
時間
19:30~20:30
場所
オンライン
参加費
無料
定員
特になし

●お申込み方法:Web/店頭
●お問い合わせ:048-580-7316(洋食・喫茶PUBLIC DINERと共用回線)

【注意事項】
本企画はオンライン会議サービス「Zoom」を使用します。事前にご登録をお願い致します。(「Zoom」についてはこちら
接続の際は、カメラをオン、音声はミュートでご設定をお願いいたします。
また、お名前は申込名と同じ名前でのご登録をお願いいたします。

秩父は森林が87%、ダムが4つ、水力発電所が9ヶ所あります。自然豊かなちちぶ地域には約115MWの再生可能エネルギーがあります。
クリーンセンター(ゴミ発電)やメガソーラーの電気を始め、卒FIT太陽光や水力発電の電気を地消し、地域の低炭素化を推進しています。また、電気代の地域内循環をすることにより、地域経済を活性化させていきます。
埼玉県全63市町村のキーマンのネットワークを活用し、電気代を安くしながら「その土地らしい電力」を使用する埼玉県に変えて行こうと考えています。その取組は、エネルギー問題や気候変動問題をも解決するきっかけになります。
d SCHOOL わかりやすい新電力

滝澤 隆志

秩父新電力(株) 取締役COO。
米国ミシガン大MBA卒。
大学ゼミでは地球温暖化問題を研究テーマに選択し、気候変動枠組条約を学ぶが日常からかけ離れすぎていると感じる。卒論はバイオガスプラント(NPOふうどの事例研究)2007年大学卒業後に石炭火力発電所の海外営業を担当する。その後、3.11を経験。ドキュメンタリー映画「シェーナウの想い」に感動し、NPOおがわ町自然エネルギーファームの共同設立する。地元で市民出資の太陽光発電所を建設し、エネルギーの地産地消の重要性を実感する。2015~2017年、米国MBA留学で経営を学ぶ。
秩父市と秩父新電力を起業。エネルギーの地産地消を開始する。
秩父新電力は秩父市の自治体新電力で、地産再エネを中心に調達し、お客様のCO2排出を約3割削減している。秩父市は秩父新電力の電力に切替え、温暖化対策実行計画を前倒しで達成する。また県内初のゼロカーボンシティ宣言をし、今年度から本庁舎等にゼロカーボン電力を使用している。