真鍮の栓抜きをつくろう！

富山県高岡市で仏具メーカーとしてスタートした「二上」は、真鍮などの金属を溶かし、型に流し入れて形をつくる「鋳物」を得意としています。

仏具で培った技術を活用した生活道具ブランド「FUTAGAMI」では、鋳物の造形の要となる砂型の風合いを活かした、「鋳肌（いはだ）」仕上げの商品を多く手がけています。FUTAGAMI特有の、目の細かい砂を使った真鍮鋳肌は、落ち着いた鈍い輝きがあり、使うほどに味わいが増していきます。

今回は、特別に仕上げの工程である「研磨」を、二上の皆さんより教えていただきながら体験しましょう！「研磨」は、「鋳肌」の風合いを残しながら磨いていく繊細な作業であり、製品の美しさを決める大切な仕事のひとつ。

そして、今回作業していただくのは、FUTAGAMIの初期の商品でもある、栓抜き「日食」です。

▼栓抜き「日食」

当日は現在、d47 design travel storeで開催中の特集企画の売り場と、d47 MUSEUMの「d design travel TOYAMA 2 EXHIBITION」の会場を、二上さんと巡るミニツアーも開催！

FUTAGAMIの商品の美しさを支える大切な仕事の一部を、お話を伺いながら皆さまにもぜひ体験していただきたいと思います。